大義名分について、皆さんは考えた事がありますか?
元は儒教の考え方。
wikipedhiaさんによればこういう感じです。
※引用※
大義名分(たいぎめいぶん)とは、儒教に由来する考え方で、本来は臣下として守るべき道義や節度、出処進退などのあり方を指した。
今日では転じて「行動を起こすにあたってその正当性を主張するための道理・根拠」を指す事が多い。
まぁ、僕が思うに。
戦争の引き金になってるような話でもある…と思う。
ドラえもんの名言で『戦争なんてどっちも正しいと思ってやってるんだよ』という『哲学の極み』みたいな言葉が出てきます。
大義名分、僕は近年になってめちゃくちゃ重要な気がしてきた。
ちょっと意味合いが違うかもしれませんが、伝えたいことは……
『自分は●●の為に、●●をするんだ!』としっかりと掲げる。
その理念に基づいて行動することは、絶対に失敗しない説。
これがどういう事なのか具体例と共に考えていきたいと思います。
個人的には『かなり』大事な話だと思う。
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大義名分を掲げない場合
『二枚舌』って言葉がありますね。
他には『ダブルスタンダード』みたいな、なんか二つの相反する事柄が存在しうる状況とか。
遅刻したAさんが、遅刻しなかったBさんに対して『遅刻はダメだろう』とは怒れない
属に言う所の『お前が言うな』パターン。
これってなぜ起こるかって、自分は『絶対にそんな事しない!』と確信を持ってるから言えるのでしょう。
普段からガミガミ人には遅刻をするな!仕事は真面目にやれ!と偉ぶってるくせに、自分がミスると『俺は問題ない』という態度を取る。
昨今、こういう人がインターネット上にあふれ出ています(笑)
ヤフー知恵袋なんかその極みだと思うね。
先日、大阪なおみ選手がコーチとの関係解消を発表しました。
その直後の試合で1試合で負けた時、散々な言われよう。
『幸せを優先するから結果が伴わないんだ!』
とか、こんなんばっか。
もう見ててイラっときた。
言葉悪いですが……『キ●ガイ』じゃね?とブラウザごと落としました。
日本はなぜこうなったのか。
その背景がどうとか、今はどうでもいいが、まず『一位の選手が1回負けた』くらいでガタガタ言い過ぎだろう。
プロでもトップでも一位でも、負ける時は負ける。
これが続いたらまずいわけで、お前は何かのスポーツで一位を取った事あるのか?と僕は物凄く問いたい。
大義名分と少し話がずれますが、自分の立場を掲げないで物事を判断する人多すぎませんかね…。
普通に『なおみちゃん残念だった。次は世界一位の実力を発揮して欲しい。テニスはあまりジャイアントキリングが起きないけど、起きる時もあるよね』って言えば良くないかな。
大義名分に似通ってる話だが、発言する際に立場をわきまえるってめちゃくちゃ大事ですよ。
まぁ知恵袋の民度で期待しても仕方ないですが。
大義名分がないから批判される
東名の煽り運転で親を亡くした姉妹がいます。
インタビューを見ていて、胸が締め付けられる想い。
絶対あり得ませんが、もし姉妹が『復讐したい』となれば、僕は止めないですね。
本当にそんな事をすれば、刑事罰を受けるでしょう。
しかし、ドラマみたいなノリで『復讐なんてやめようよ!』って生きていける訳ないだろう。
これには大義名分があると思う。
流石にあれは…のレベル。許されるでしょ。
大義名分とは「行動を起こすにあたってその正当性を主張するための道理・根拠」である。
『歌手になりたい!!だから、応援して下さい!イベント来てください!』
⇒◎ ぜひ応援したいという人が表れるはず
『芸能人になりたい!親の七光りで芸能界入りします』
⇒× 貴乃花の息子パターンw
これ。
これがまさにいい例だと思う。
応援したくない理由なんて明白で、靴職人として何も成し遂げてないのに『親の力』が見え見えな感じで突き進んでるから。
これさ、逆に言えば……
『靴職人辞めたい!!芸能界行きたいけれど、何も自分には芸がない。まずは楽器を習う所から始めよう』
だったらまた話が違うと思うんですよ。
明石家さんまさんとIMALUさんのパターンで、さんまさんと共演したことは1回も無いです。
おかだますだの娘さん、岡田結実さんも同じパターン。
まぁ、はっきり言うが。
なんか違う、という違和感が全て。
その違和感の原因は、本人に大義名分がないからだ。
努力の方向性を示す言葉が『大義名分』である
人は目的の為に努力をする。
努力の過程で必要なのは『なぜこれを行うのか?』という自分の気持ち。
その気持ちを言葉に表さなくてもいいが、心のどこかで『大義名分』として持っておく。
きっと、これが一般的な大義名分…であると思う。
なんだろうな、ちゃんと方向性を示してそれが正しければ応援してもらえる、的な。
今日から意識して生きてみると、一つ上の人生を送れるかも…。