『小説家になろう』
『エブリスタ』
『カクヨム』
『野イチゴ』
『Taskey』
等、様々なオンライン小説投稿サイトが存在しています。
そのどこでも毎日艱難辛苦に耐えて、明日のデビューを夢見る人が多いですね。
私もその一人です。
その一人の私が、プロ作家になれる方法、というのを書きます。
今から書くことは、サンプル数30以上の『プロ作家=出版した方』のやってきた事や、プロ作家になろうという系の本をまとめているだけで、私も実行中の手法です。
私の言葉ではありません。
(解説しているだけですね)
書籍に書いている『プロ作家』になる方法というものもありますが、いつだって時代は変わります。
生の声から分かる事だって多々あります。
それらの声をまとめて、かつ成功者とのリンクをかけて私なりに書き記したいと思います。
これはもちろん、自分への備忘録の意味も込めています(´ε` )
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プロ作家になる為に必要なたった一つのこと
多くの方が勘違いしているのですが、まずプロ作家の定義をしっかりしなければなりません。
『芥川賞が欲しい!』とか、文学的なお話しでしたらこの記事は一切参考になりませんのでご注意を。
また、超レベルの高い賞レースについてもあまり参考にならないと思います。
一般的な観点で行きますが『自分の本を出版したい!!』という人。
その方に向けて書きます。
まずプロ作家となった人を見ていると、一つの共通点が浮かびます。
・必ずしも文章が完璧ではない。むしろ荒いことが多い
この事実、知っているのか知らないのかってめちゃくちゃ大きいです。
なぜか?
『自分の文章力じゃ……出版なんてとてもとても……』と思っている方が非常に多いから。
文章力がクソでもいい、とは言いません。
しかしですね、完璧じゃなくてもいいんですよ。
なんの為にプロの編集者や校正とか入るかって、そういう事です。
『お前の文章力は粗削りだけど、これは磨けば光る』と思ってるから、出版社がやってくるわけです。
プロ野球のドラフトと同じで、育成枠として1年はファームで投げる、とかありますよね。
なんか『小説』というのが目に見えないものだから、多くの人間が勘違いしています。
大事なのは『物語としてちゃんと起承転結を作れるのか??』という事だと、実際の賞レースの選考委員の方が多く語っていますね。
で、これは私でも気づいた事で、マジでビックリした事なんですけど。
『物語をキレイに完結させられる人は10人に1人、2人しかいません』
『えっ?』と思った方。
『何言ってるの?』と思った方。
それは、あなたが『世の中の完成形』(売られている書物)を読んでいるからそう思うんです。
そりゃそうです、売られている=完結してるものですよね。
自分で小説クリエイターとして活動しているに当たって、完結させる事の難しさという物を身に染みて感じています。
私も未完の作品が2つあるのですが、それをいつ完成させようかなと思っていたりします。
『結果が出ない中で、黙々と執筆し続けることの大変さ』
『毎日書く事の大変さ』
同じような意味ですが、これを実行出来る人間がまず10人いたら1人しかいません。
もし。
もしこの記事をご覧になったアマチュア小説家の方がいれば。
作品の良し悪しは最初はどうでもいい。最初は。
完結させられるかどうかで決まります。
『私はちゃんと完結させた事がある!!』
その時点で、『書き続ければプロ作家になれる』と言っても過言ではないと思う。
プロ作家に備わっている7つの真実
もう『プロ作家になるたった一つの結論』を書いてしまったのですが、ここからは更に具体的に進めます。
『そんなの当たり前だ!もっとプロ作家がやっている事を教えてくれ!』という人もいるでしょう。
私がプロ作家の皆さんと触れあって、備わっているなと分かった事は、以下の7つです。
(※こういう人が多かったというだけです)
①人の作品読んでるヒマがあるなら自分の作品を書く
→インプットする物は映画や、自分より作家歴の長い、グレードの高い作品ばかり
②『作家は副業』として最初は開始している
→最初は本業にするな、と石田衣良先生もおっしゃっていた通りだと思います。
③流行を知っている
→若者の流行を知っている。
自分のアンテナをネタに広げているので、プロ作家は総じて『会話の種類』が豊富です。
④毎日執筆している
→勘が鈍るのもありますし、先ほど書いた通り『完結の難しさ』を誰よりも知っている方たちです。
だからこそ、『何時から何時までは執筆時間』と義務化してまで書いている人が多数。
⑤哲学性が凄い
→自分、という物をみんな確立しきっています。
普段は大人しい人でも、実は凄い自分の考えに則って行動している、なんていう人がほとんどです。
エゴが強い、という側面もあります。
⑥プライド、負けん気も強い
→アマチュア時代から、『今に見てろ』という気持ちで書いている人が多数います。
私もその一人ですが、数字さえ持っていれば世の中『クソ作品』でも『感動した!』なんて言われるのを知っているんですね。
もう少しぶっちゃけたら『はぁ?なんでコイツの作品がオレより優れてるんだよ!!』などという強い気持ちを秘めています。
⑦でも自分は自分と割り切れる
→⑥に付随しますが、負けん気は持っていても『自分は自分に出来ることをしよう』とフラットに考えられる人が非常に多い。
周りに流されない、という言い方も出来ます。
他にも沢山ありますが、大体この7つを持っている人が非常に多いです。
プライベートではどんなに優しい人でも、作家の側面を見せた途端に顔つきが変わって論じる、なんていうのはプロたる証です。
そして、一番大事なのは『反骨心』です。
負けたくない!!っていうね、強い心成功者のほとんどが持っているのが『なにくそ!!!』と普段から秘めてるということ。
これは大なり小なり、絶対プロなら持ってるし、持たなくてはいけないものだと思う。
ここで『私は私でいいや、アハハ』なんて、あまっちょろい事を書く作家の作品は、1発屋で終わる可能性が非常に高い。
仕事を辞めてプロ作家になった『背水の陣』で挑んだ人物を知っていますが、ストイック過ぎてドン引きするレベルです。
関西から東京に旅行に来たのに、ホテルで執筆していると聞いた時はマジで引きました。
引いたと同時に『これでこの人が結果出ない、なんてことは天が許さないんだろな』と思っていたらどでかい賞を受賞してプロ入り。
あまり精神論を語りたくないですが、でも精神論って必要ですよ。
精神論を甘く見てる方が多くいますが、そういう人たちって総じて『結果にストイック』じゃないんですよ。
別にあなたの人生だから、私に関係ないのでストイックだろうが知ったこっちゃないです。
だから、人は自分に対して強く言わないだけなんだ、と30歳過ぎて気づきました。
しかし、何か物事を達成したいと思うのであれば、『強烈なコンプレックス』を克服する『反骨心』が絶対に必要なんです。
反骨心無くして、何かビッグバンを起こす人間などいないと思う。
まとめ 自分に足りない物だけを取り入れるべき
プロ作家に備わっているなと思った7つの事柄がありますが、足りない物を率先して取り入れるべきだと思います。
そして、もう一つ。
なぜ先ほど『小説の文章力』『ネタの書き方』など、具体的な執筆内容について書かなかったのか?
その理由はちゃんとあります。
『あなたに足りない文章力』なんていうものが欲しければ、それはプロの本を読んだ方がいいから。
プロ作家が人間である以上、同じテンプレートで出来上がってるプロ作家なんて一人もいないんですね。
画力が凄い、でもストーリーがイマイチな漫画家がいるように、何が優れているからプロなのか?と、それは個人個人によって違うんです。
文章も同じで、参考としている文体の人がいるならそういう方から学んだ方がいいからです。
大事な物は、最終的には『マインド』と『行動すること』だと私は考えています。
このマインドがしっかりしていれば何をしても成功するじゃないですか?
プロ作家ということで書きましたが、実はさっきの7つの話は、物事で事を成し遂げている成功者にもそっくりそのまま当てはまります。
私の例で例えますが、おかげ様で一つのブログが月間10万アクセスを突破したり、企業様から寄稿依頼等を受ける事が出来ました。
先ほどの7つの事柄で、明確に取り入れた事が二つあります。
②『作家は副業』として最初は開始している
③流行を知っている
④毎日執筆している
⑤哲学性が凄い
⑥プライド、負けん気も強い
⑦でも自分は自分と割り切れる
①と④です。
他の事柄は、もう私にある程度備わっています。
①の人の作品(ブログ等)を見たりする時間、これが私には非常に多かった。
そして人の作品を見る=自分の時間を取られる=疲れる=書かないという負のループが起きていた。
④毎日執筆しています。
意識して『1日少しでも……』と、どんなに体調が悪くても書くようにしました。
おかげで、書かない自分=歯を磨かない自分のように、気持ち悪い感じがします。
正解は一つじゃありません。
ただ、一番確実なのは『プロ作家』がやっている事を率先して取り入れること、だと思います。
世の中には優れた書籍や、プロ作家のツイッター&ブログ等も多いです。
成功者の体験談をどんどん試してみて、自分なりの方法を模索する事が大切だと思います。