突然ですが、私は林先生の大ファンなんです。
というのも、明確な理由があるんです。
林先生の著書『いつやるか?今でしょ』等がありますが、その中の一節にこんな事が書かれていました。
また、テレビ番組でもこのような事をおっしゃっていました。
(※私が意訳させて頂きます)
東大生の何が優れているかって『東大生は情報処理能力』という物が非常に高いんですね。
ですから、空港の管制官みたいな大量の情報を捌く仕事には向いています。
しかし、頭の良さ=面白さではないわけです。
東大卒だから芸人で成功するというのは全くリンクしません。
このような事をおっしゃっていたんですね。
更に、林先生は私たちの人生を考える為の指針を与えてくれてました。
それは『好き嫌い』と『良い悪い』、『出来る出来ない』の違いです。
感情論だけでこれを読めば『なんか同じようなワードだな』と思うかもしれません。
しかし、林先生は『これを考える事があなたの人生を非常に楽しくしてくれる』というアドバイスをしてくれました。
その内容は以下の意味です。
また、合わせて『好き嫌い』と『良い悪い』についても語っていたので、そこも少しお話ししたいと思います。
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あなたがより楽しく生きる為の仕事選び
林先生は、著書の中でこういうグラフをいつも使っているとおっしゃっていました。
簡単な図です。
仕事を考える上で、まずこのグラフで考えましょう。
まず最初の例として『化学会社のサラリーマンがやりたいか?』という設定を使います。
私がこれを利用して、話を進めていきます。
②できない
③やりたい
④やりたくない
グラフにはこのように書いていますね。
私は大学は化学科出身なので、化学系のサラリーマンは『できる』です。
しかし、サラリーマンでかつ化学系なんて『やりたくない』です。
なぜなら、化学が嫌いになったから&サラリーマンをしたくないからです。
林先生がこのグラフで伝えたいのは『あなたが何が出来て何が出来なくて、何がやりたくてやりたくないのか?』をしっかりと考える事だとおっしゃるんですね。
一見難しい感じに思えますが、簡単なんですよ。
例えば、私を例にもう一つ出します。
レストランの接客、という事を考えましょう。
私は接客は『出来ます』。
大学時代、アルバイトで少しやっていました。
しかし、『やりたくないです』。
人と会うと緊張するので、嫌いなんです。笑顔を作るのも苦手です。
さっきと同じパターンですね(笑)
最後に、ブログとか小説とかを書く『ライティング業』で考えてみます。
私は文章を書くのが大好きで、『出来ます』。
出来ますという程度はピンキリですが、少なくとも人に読ませるくらいは出来ます。
文字が打てます。
そして、ライティングが『やりたい』のです。
……なんとなく、このグラフの破壊力が伝わりましたか?
林先生はおっしゃっています。
シンプルに考えることが大切。
一番良い事は、あなたがやりたくてかつ出来ることを仕事にすれば幸せになれる。
凄く分かりやすいです。
二番目に幸せになれるのは『出来ないけどやりたいこと』です。
将来的に『出来る』ようになれば幸せですよね?
3番目が『出来るけどやりたくない』ことです。
一般的なイメージですが、いやいや会社に向かうような形を多分指していますね。
生活の為に仕方なく仕事に行ってる……なんていう人です。
4番目、これが最悪なパターンです。
『出来ないし、やりたくもない』仕事をすること。
これほど不幸な事はないです。
考えなくても分かりますね。
シンプルイズベストを徹底している林先生
なんでも極めたらシンプルが一番!
分かってはいますが、こと自分の事になれば『うーん……』と思ってしまいがちです。
(※こちらにもシンプルイズベストについて書いています)
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【シンプルイズベストが最強】何にでも通用する最強の創作術を『賭ケグルイ』の河本先生に学ぶ
シンプルイズベスト、という言葉があります。 私はその逆で、小学校~高校生、浪人生、大人になった20代前半まで、 参考書などには『七色のマーカー』でマーカー引きまくっていた人間です。 シンプルに大事な所 ...
例えば『やりたくないなぁ…でもやらないと…。明日は会議だし、来週は出張だし…』と、私たちは日々の生活で考える事が多すぎて頭が浪費しています。
そんな時こそ、ちょっと『シンプルに考えて見ないか?』という事が必要。
林先生の講義を生で見た事はなく、テレビと書籍でしか拝見していません。
しかし、この人は『きっと面倒くさがり』なんだろうなと思っているんです。
(それっぽい発言もしていた気がしますが、ちょっとうろ覚えなのですいません)
大体面倒くさがりの人ほど、なんでもスッキリシンプルに考える癖を持ってるんですね。
これは成功者の方の事例で非常に多いと感じます。
私のようなダメなパターンは『あああああ!!!』と、シンプルの逆を行っているので余計面倒になる。
好き嫌い、良い悪いをしっかり認識して物事を考えた場合、4パターンにしか分かれないんですよ。
この物差しを使う事、これは林先生が推奨している事ですし、私も効果を日々感じています。
タバコで良い悪いを考えてみる
もう一つだけ、どうでもいい例えしましょう。
あえて、どうでもいい例えです。
『辞めた方がいい!』『タバコは迷惑だ!!』とか否定的な意見が出ると思います。
うん、私もそう思います。
しかし、タバコ好きなんですね。辞める気も一切ない。
看護師の方が『喫煙者の人はあの時辞めておけばよかった…という人が多いよ?』という意見を述べたりします。
・タバコと非喫煙者…迷惑、辞めて欲しい
・タバコとマナー…マナーさえ守れば吸っていい。自己責任
・タバコと私…食後の一服吸う為に仕事してるようなもの
じゃあ、タバコ辞めたら今度は『食べ過ぎてしまった』みたいな声もあります。
酒にハマった、とか、お金使わなくなったとか。
多分良い事づくめなんでしょうけど、これ、私が『タバコ吸ってるから他の事は抑えられている』としたらどうしますか?
私の話ばかりで申し訳ないですが、私はタバコとパチンコだけはやりますが、酒と女(女性は触れたいですなw)競馬等の他のギャンブルは一切やらないんですよ。
風俗も行かないし、酒も飲まない。
友人と飲む時はがっつり飲みますが、平日に一人で飲むなんて数年間していません。
世の中、タバコはやらないけど『酒』と『風俗』にハマってる男なんてクソいます。
『タバコは副流煙が~!』ってあるのは分かりますし、マナーは守らなければなりません。
しかしですね、果たして酒と風俗に金使うのが正しいんですか?
これ、そのまま他のに置き換えましょう。
『ゲーム』や『漫画』『スマホアプリ』『アイドル』という余暇に、金使うのが正しいの?
絶対に正義、ではないですよね?
(絶対タバコや酒よりマシなんですけどw)
貯金して旅行行くのが正しいの?
(絶対その方が正しいですが、世の中にはジャニーズのおっかけ等で、地方遠征に月に100万とか使ってる方もいますよね)
それも必ずしも、正しくないですよね?
タバコも酒も吸わない、だけど僕はスマホゲームで100万課金しています、なんて人もいます。
私は正直、微課金で時間を短縮するのはやっていますが、100万使ってるなんていかがなもんかな、と思っています。
(正直、時間を取られるという点ではタバコ以上に害悪ではないか、と思っています)
私は、自分の価値観が全てを決めてる訳で、タバコがどうじゃないって事を言いたいわけです。
好き嫌い、良い悪いで考えた場合、好きでマナーを守って吸っているんだから誰に何を言われても関係ないわけですね。
なんかここを、自分の感情だけで『タバコダメ!酒ダメ!!』とか言っている人ほど、趣味がカスだったりするわけで。
人を認めずに自分だけ認めて欲しい、みたいな価値観って明らかに間違えてる思うんです。
昔の私が結構そのタイプで、自分の価値感だけで『アイドルを応援するな!』とか言ってたりしていました。
今は人それぞれなんだから、と緩和になっているとは思います。
自分だって人の事なんて一切言えませんから(笑)
アンチスマホゲーな私ですが、100万課金してる人はどうかな、思っていますが、別にそれを『お前やめろ!!!』なんて止めません。
その人はそれが好きなんでしょう?
AKBのサイン会に並ぶのが好きな人だっているでしょう。
好き嫌いの物差しだけで計るのではなく、良いか悪いかも加えたら、各段に視野が広くなります。
自分もそのやり方は好きだし、それは良いと思う。
自分はそのやり方は好きだけど、それは悪い事でしょ?
自分は嫌いだけど、それはまぁアリだと思うよ。
自分は大嫌いだし、っていうかそれあり得ないだろ!?
このように、4つのシンプル意見に分かれますね。
まとめ
林先生のシンプルに考える物差し、本当になんにでも使えると思うんですね。
私は先生から学んでから、常に何かことを起こそうと思う時。
『これは俺が好きなのか?』『これは良い事なのか?』と、問答を繰り返すようになりました。
その結果、自分が嫌いだけど、他人が良い、という価値観も受け入れやすくなった気がします。
私たちは人間なので、どうしても感情論が入ってしまいます。
それはもうしょうがないです。だって人間だからね。
だけど、落ち着いて視点を変えて考えて見たら『効果アリ』なんて事は多々ある訳で。
このシンプルに考える物差しで、今のあなたの悩みなどを考えて見てもいいかもしれません。