シンプルイズベスト、という言葉があります。
私はその逆で、小学校~高校生、浪人生、大人になった20代前半まで、
参考書などには『七色のマーカー』でマーカー引きまくっていた人間です。
シンプルに大事な所だけを抽出して、黄色いマーカーでピっでいいんですけど…。
やっと最近になって『シンプルイズベスト』の言葉が分かってきたような気がしています。
もちろん気づいた原因は『創作』ですね。
創作、特に小説とかあるじゃないですか?
私たちが思っている以上に、名作と呼ばれる作品って実は『ごちゃごちゃ』してないんですよ。
漫画もアニメも小説も、一つの物語なので、魅力的なキャラクターとか沢山います。
しかし、その実って、実は超シンプルなんです。
コナン君を引き合いに出しますが、あれって『大人が小学生になって推理する』だけです。
他にも『時計型麻酔銃』とか『黒の組織』とか沢山要素はありますが、本当に突き詰めるとそれだけです。
私は林先生や他の成功者の本を読んで、とにかく『分解する』という癖をつけるようにしています。
何事も解きほぐしてみれば、単純な事の積み重ね、という事に気づきました。
ここでは『賭ケグルイ』の作者、河本ほむら先生の著書についても少し触れたいと思います。
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シンプルイズベストの考え方は、本質を掴む訓練にもなる
あまり好きじゃない人もいると思いますが、私は『要するに~』と『本質は~』という言葉が好きです。
人って、感情が入ればあれやこれや付け加えたくなりますよね。
特に対人関係に多いのですが、例えば。
という具合に、感情モロだしになってしまいます。
愚痴として聞く分にはいくらでも言ってくれ、と思いますし、自分も感情が入ればこういう言い方になります(笑)
しかし、その本質は『私がまだ未熟だから部長に怒られた』なのか『部長はマジでパワハラ野郎だ』という具合になりますね。
もう一つ例を出しますが、例えば『小説家になりたい』という漠然とした人が居るとします。
その人が考えているのは、こういう感じ。
自分の体験を恋愛の妄想に乗せて文章にしたいんです。
でもまだ書き方とかよく分かってないんですけど、どうやって恋愛書いたらいいんですか?
大体、こういう感じで小説書き始める人も多いです。
私もその口です。
しかしですね。
『着地』はどこなんですか?
『恋愛小説』を書きたいのは分かりました。
その着地(目標)は?
オンラインサイトで発表したいの?
オンラインサイトで発表するとして、どういう作品があるか人気の作品知っていますか?
あなたは誰のどういう小説に影響されているんですか?
文章を書く前に、まず小説って結構読んでいますか?
人気になりたいとか思っています?趣味程度でいいですか?
シンプルイズベストで考えるなら、要素をとにかく抽出しなければなりません。
自分で自問自答を繰り返して、上記の事柄にこういう答えが出たとしましょう。
②好きな作家は●●先生です。
③オンラインサイトで同系統の作品も調べていない。
④最初は趣味程度でいいです。
例えば、こういう答えが出たとしたら、まず『①と③』について軽く調べるべきです。
並行作業でもいいので、小説を書く。
小説を最初に書く時、シンプルに考えられないで『あの先生みたいな作品が書きたい!』となる。
そこを改善して、とにかく自分の考えを崩して崩して要素だけを抽出したら、行動の指針が見えてきます。
常に『これは何がどうなってるんだろう?』という疑問を持つようにすれば、シンプルイズベストになっていくのではないか?と考えています。
何事にも疑問を持つこと、というのは成功者がほぼ全員考えている視点でもあります。
オススメ書籍のご紹介『2つの夢を叶える方法』
私はシンプルイズベストの逆を行っている人間(でした)
とにかく描く絵が大きすぎて、すぐに萎えるのが私、一太という作家の人間性(でした)。
今でもその気配はありますが、めっちゃ色々考えちゃうんです。
『いいぞ!!これはいい作品だ!』(アドレナリンが出てるから、興奮状態)
確かに、夢はでかければデカイほど、叶えがいがあります。
絶対大きい方がいい。
誰だって、将来はしがないサラリーマンをやりたいです、なんて小学校の卒業文章に書きません。
しかしですね、シンプルに夢を叶える為にやること、というのを崩さなければ、マジで絵に描いた餅なんですね。
この方、ご存知ですか?
『賭ケグルイ』という漫画の原作者様で、『河本ほむら』先生です。
『漫画原作者』と『弁護士』の夢をほぼ同時に叶えたという天才作家様です。
(※引用 ポプラ社 『2つの夢を叶える方法』より)
この本1冊読めば、全ての夢が叶うんじゃないか!?と勘違いしてしまいそうなくらいの内容です。
濃すぎて、全部紹介しきれません(笑)
本当に申し訳ないのですが、超抜粋させて頂きます。
『夢を叶えるオレ的三段論法』
・夢→自分→方法
・自分…(周囲と比較して)何ができるか、何が必要か
・方法…何をやるべきか
すっごいシンプルなんですよ。
もうね、本当に世の中の成功者、意識してるか無意志なのか問わず、全てこういう行動に基づいていると言っても過言ではないと思う。
(河本先生も同じことを書いていましたが、これに関しては本当に私もそう思います)
わざわざここで例えるのもアレですが、こちらのでそれ系の記事をご紹介しています。
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『逆算の哲学』 というのを私は実生活で取り入れてから、大きく変化した事を実感します。 よくビジネス書なんかで書かれていて、かつ私が大好きな林修先生が著書でも語っています。 『逆算の哲学』 ...
とにかく着地(夢)が漠然とし過ぎている人が多すぎる。
(私もしょっちゅうそういう現象が起きています)
だから、何をすればいいか分からなくて、寝て起きたら忘れるんですね。
河本先生は、二つの夢(弁護士、漫画原作者)を同時に叶える為に、スケジュール割り等工夫されていました。
私たちも同じように、シンプルにシンプルに、自分がやりたいこと、やるべきこと、手段などをシンプルに考える事が必要だと思います。
特に今は大情報化社会ですから、変な情報に惑わされずに、自分の頭で考える事が必要とされているかもしれません。