衝撃を受けたと同時に、自信を持ちました。
私は作家活動をしながらアフィリエイトなども勉強し、ライターとしても活動しています。
その基礎を作ってくれた人がいるのですが、インターネットで知り合ったAさんという方。
この方、youtubeとかにもガンガン動画をアップして、正攻法な商品紹介サイトとか作っている方なんですね。
そんなAさんが個人コンサルをしてくれる、というのでちょっと奮発して『プロを見てみよう』という好奇心から私は受講を決意。
はい、当日です。
いざ行きました。
説明受けました。
Aさん「こういうコンセプトでサイトを作ります」
「はい、分かりました」
Aさん「では実際に試してみましょう」
という具合で、作ったHPを見せてくれることに。
そこで受けた衝撃が、今でも私を走らせる原動力となっています。
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アフィリエイトで稼げる=パソコンが使える人ではないという事実
Aさんは私をデスクの隣に座らせて『はい、ではこういう感じで~』と色々と操作をし始めました。
まぁ、黙ってみてますよね。
で、すぐに気づいたんですよ。
『なんで……ここの文字を入れる時に…右クリックを押してコピーしてペーストしてるんだろう??』と。
パソコンを常態的に使っている人なら『ctrl+V』と『ctrl+C』の大事さと利便さを知らないわけないですよね。
会社のエクセルとかワードとか、普通に個人の検索とかでもガンガン使って一番使ってるショートカットキーじゃないですか?
一切やらないんですよ。
で、1時間半の説明の間に1回もやらない。
確かに実績もあって、顔だしもしていて、凄く信頼できる人だから私はAさんのコンサルを受けた訳です。
ですが、すげぇ不安になると同時に、こんな想像をしてしまう。
『えっ!? コピペのショートカットキーも知らない奴が、月収300万稼いだとか嘘だろ!?』と。
お金も払っているので、私は聞く権利があると思って二つ聞きました。
②あなた本当に稼いでるんですか?収益画面一つだけでいいので見せて下さい
失礼を承知で、出来るだけマイルドに聞くことに。
結果、①の方は『こっちの方が慣れちゃって…w』とはにかんで、続いて②の方は、マジで300万の片鱗が見えました。
(A8というアフィリエイトサイトのブラックSランクという凄いランクでした)
もう僕の頭の中は、パニックです。
バカにするわけじゃないです。
バカにしてるんじゃなくて、驚きです。
『毎日15時間はサイト作って頑張っていました』というAさんは、一切ショートカットキーを使わずにここまでのサイトを作ったのかと。
コピペのコマンドすら知らない(まともに使わない)ということは、もっと他のショートカットキーを知らないという事ですよね??
それで月収300万ですよ。
パソコンを使ってお金を稼ぐ=パソコンの全てを知っているわけじゃない、という事実。
マジでやる気次第だってこと
繰り返しますが、私はバカにしてるんじゃなくてマジでビビってるんです。
(今でもビビってますけど)
なんていうか、もうね、根性論じゃないですけど『絶対自分は稼ぐんだ!』と思ったら、人間ここまで結果を出せる物なのかと。
コピペすら使えない人が、一生懸命サイトを作って稼いでいる訳です。
ちなみにタイピングに関しても、多分普通の人と変わらないかちょっと遅いくらいです。
僕は彼の3倍は早く文章が打てるのに、彼の1/10の結果も出していない。
もちろん、アフィリエイトの記事の書き方がダメとか色々と理由はありますが、恵まれた能力を持っているのに結果を出していない。
それってどうなの?自分。
自分がダサくてダサ過ぎて。
帰りの電車でずーっと考え込んでしまいました。
そして考えた結果、徹底的にそのAさんが『なぜ結果を出しているのか?』を分析することに。
その答えは簡単なんですけどね。
『ちゃんと読んでくれた人へ請求をしているページを作れるから』
これだけなんです。
マーケティングの観点から、凄く物事を考える力に長けているので、文章が読みやすくてスッキリしています。
他にも色んな要因があるんですけど、それが突出しているとは思いました。
しかし、コピペを使わない…という…。
名選手名監督にあらず
名選手名監督にあらず、みたいな言葉があるように、スポーツ選手で特に言われていますよね。
『教える能力と自分がやる能力は違う』みたいな。
つまり、それと同じなんだなと思いました。
パソコンでお金を稼いでいるから、パソコンに詳しいんだ、という僕の先入観が立ち消えた原因です。
日常生活でも沢山ある事なのに、どこか『そうなんだ!』と勘違いしていたのでしょう。
となると、私がAさんのように稼ぐ為にはもっともっとマーケティング用のライティングを覚えたりする必要があります。
そしてやる気です。Aさんに負けない情熱を持って、書くようにしなければならない。
まぁそのAさんはかなりの精神論を説く人なので、とにかくやる気だ!とマインド術を授けてくれる人なんですけど、あなたを見ていたら納得できますわ(笑)
まとめ
ただですね、逆を言えばですよ。
私はここで、『孫子の兵法』という物を活用したい。
『彼を知り、我を知れば、百戦して危うからず』
この言葉が物凄く好きです。
今回の例に当てはめるなら、こういう事だと思います。
『Aさんと自分の違いをはっきりと認識して、認める所を認め、自分の事を考える。彼よりもライティングが早かろうがなんだろうが、しっかりとした請求力のある文章が書けるかどうかが大事である。自分にはまだそれがないから結果が出ない。危うい』
と、こんな感じです。
逆に言えば、私が『しっかりと請求力のある文章』を書けるようになったとしたら、絶対にAさんに勝てるという事です。
むしろ負けるわけがない。
だってAさんが1記事書く時間で私は3記事書けるということなので。
何事もそうですが、戦力さと現実をしっかり認識する事で自分に足りないところが見えてくるのかな?と思いました。
しかし凄い……。
人間やる気次第なんだな…。