人間はA型、B型、O型、AB型の4種類の血液型があります。
その血液型によってそれぞれ性格が違う…と言いますよね。
血液型占いの本を見ると、A型は几帳面。B型はマイペース、O型はおおらか、AB型の個性的などといったことが書かれています。
実は、これと同じように植物にも血液型があるって知っていましたか?
人間の血液型は血液を採取してできますが、植物には人間のように血液があるわけではありません。
ではどうやって測定するのでしょう?
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植物の血液型は糖タンパク質で調べる!
測定する際は、植物をすりおろした汁の中の糖タンパク質で調べるようです。
その糖タンパク質の種類によってA型、B型、O型、AB型のどれかに分けられるということなんですね。
ちなみにこの糖タンパク質は全植物中たった9%しか持っていない特殊な成分。
そして人間と違って植物は1つの種につき、決まった血液型しか持ちません。
例えば0型の植物は
ツバキ、サザンカ、キャベツ、ダイコン、ゴボウ、ブドウ、サトイモ、エノキタケなど。
AB型の植物は
バラ、スモモ、アワビ、ウリカエデなど。
A型の植物は
アオキ、キブシ、ウバメガシなど。
B型の植物は
セロリ、イヌツゲ、ツルマサキなど。
です。
確かにこう見ると、O型の植物はどことなくおおらかで負けず嫌い、情熱的な人間のO型に似ているようなイメージです。
バラも個性的で独特の世界観のある人間のAB型と似ているところがありますね。
そう感じるのは私だけでしょうか?(笑)
人間の血液型の場合は、血液の違いによって性格に差が出るということがありますが、植物もそれぞれ性格や感情があるのかもしれませんね。
また、植物には血液型によって色が異なるといった面白い違いもあります。
その代表的なものが日本の秋の風物詩でもある紅葉のモミジです。
モミジの葉は赤や黄色など、秋になるととっても鮮やかに色付きますよね。
モミジには、AB型とO型が存在します。
AB型は葉が黄色に染まり、O型は赤色に染まるのです。
色とりどりの美しい紅葉も、たまたまその色になっているのではなく、血液型の本で色が変わっているんだなと思うと、面白い見方が出来るかもしれませんね。
植物に心ってあるの!?まだまだ植物には不思議がいっぱい!
植物には血液型だけではなく、不思議な魅力がたくさんあります。
よく「植物には心がある」なんて言いませんか?
実際、花に音楽を聞かせると元気になったり、しおれてしまった植物に話しかけると元通りになったり…
といった不思議な現象があるそうです。
ウソ発見機を取り付けた植物の反応も有名ですね。
「その葉を燃やしてやろうか!」と思いついた瞬間、まるでその心を感じ取ったように、ウソ発見を取り付けた植物のポリグラフが大きく反応したという実験結果があります。
このウソ発見というのは元々、体に微弱な電流を流して、皮膚で測定した電気抵抗が『ポリグラフ』にどのように表れるかを見ます。
それによって、被験者の心の動きを読もうとするものです。
この実験は、研究室にあったドラセナの木に冗談でウソ発見を取り付けたことが始まりだったそうですよ。
感情的に興奮している人間のポリグラフによく似ているということから、植物が『燃やしてやる』という思考を感じ取ってびっくりしたのではないか、と言われています。
こういった話を聞くと、本当に植物とコミニュケーションが出来るのも夢ではないな、と思いますね。
他にも草刈をした際に漂う香りは、植物のSOS信号だとも言われていたり。
(ちょっとかわいそうですね…)
バラを触る時に優しく声をかけながら手入れをすると、棘があっても傷がつかないそうです。
また、「おはよう」「元気?」「今日も頑張ろうね!」と声をかけると植物は喜びますが、嫌な言葉をかけられるとすぐに弱ってしまうのだとか。
無視をされると早く枯れてしまうといったこともあるそうですよ。
人間のやさしい言葉や気持ちは、植物にとっても同じように心地の良いものなのでしょう。
植物には人の声や心を理解する不思議な力が本当にあるのかもしれませんね。
もし自宅に観葉植物を置いていたり、庭に草花が咲いていたらやさしく声をかけてみてはどうでしょう?
何かしらの反応があるかもしれませんね。