世の中には沢山、アイディアを出す方法は沢山あります。
ただ頭の中で『うーん?』と考えていたら浮かぶ物も浮かびませんよね。
カフェに行ってみたり、実際にそれを取材してみたり、と様々な手法が取られています。
私も色々と試したのですが、私がアイディアを練る時に一番使えると思ったのは『ブレインストーミング』という方法です。
ちゃんとしたやり方は以下の通りです。
2.どんな意見でも出していい。それがくだらないと思えば思う程、重要だとみなす
3.質よりも量を重視すること
4.出てきたアイディアを実りのあるものに結合し、肉付けしていくこと
ですが、こういう形式にしなくてももう少し簡単に使っています。
具体的なアイディアの出し方、等を記載してみますので、参考にして頂けたら幸いです。
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ブレインストーミングは『小説・ブログ』のアイディアなどに使える方法
私の創作術の一つなのですが、本当に信用出来るリアル友達にだけ『先に小説のストーリー』を全部伝える場合があります。
簡単なあらすじやプロットを見せて、『率直にどう思う?』と忌憚のない意見を聞かせてくれと問います。
でも、そういう聞き方は『答え慣れている人』じゃないとスムーズに反応を頂けません。
だから、聞くこっち側が工夫する必要があります。
問い方を変える必要があるんですね。
自分がここに工夫が欲しい!と思う所だけを伝えるやり方をしています。
例えば、途中であるキャラクターが死ぬ描写があるとして。
『どんな死に方がいいと思う?』というような、具体的な内容で聞いていきます。
大事なことは、相手が何を言おうがそれなりに真剣に考えて発言した、ということを『尊重する』ということだと思います。
もう一度先ほどのルールを見てみます。
2.どんな意見でも出していい。それがくだらないと思えば思う程、重要だとみなす
3.質よりも量を重視すること
4.出てきたアイディアを実りのあるものに結合し、肉付けしていくこと
特に『2』のどんな意見でもいいから出せ!という所が大事なんです。
私が相談した人が勝手に、『いやいや、これはおかしいだろう…』と考えている事が結構あるんですね。
だから私は『マジでなんでもいいから死に方を考えて。とにかく残酷に死んで欲しいと思ってるんだ』と、何度も伝えます。
そして出てくるのは『めった刺し』とか『ぐちゃぐちゃになるくらいつぶされる』みたいな内容が出てきますよね。
そうやって聞いていると『ん?』と思うのが必ず2つくらい出てくるんです。
全部聞いて、パソコンでメモしていく内にアイディアの種がめちゃくちゃ集まるんですね。
で、これが想像以上にとんでもない方向に発展する事が多々ありまして。
ほぼ、私が作品を書く時は『自分で出しまくった挙句に友達に聞いてみる』という手法を取る事が多いです。
質問の仕方を『この小説どう思う?』と聞くのではなく、『このトリックどう思う?なんか、自分の中で凄いなって思った殺し方ない?』という風に具体的に聞くことがポイントです。
『そういえばこの前コナン君でさ……』というように、その方から出てきますので。
なんでもいいから意見を出すことは必ず後で活きる
逆のパターンで、私が知人に『これってどう思う?』と聞かれる時があります。
その時は、ブレインストーミング法のように『今から超適当なこと話すけど、聞き流して。ピンと来たのだけメモしておいて』とだけ伝えます。
後は、私が好き勝手にべらべらしゃべってます。
100個話して使えるのなんて1個あればいいくらいですが、その1個が見つからないからその方は困っていたわけで。
自分がアイディア出しに手伝う場合でも、有効な方法なんだなぁと思います。
本当は多人数で(4人~10人くらい)でやる手法でしょうけど、まぁ個人レベルの話で多人数を巻き込むことは現実的ではありません。
だから、二人でも出来るのでは?と思って取り入れているんですね。
人間は、意外とめちゃくちゃ考えています。
しかし、それが『意味がない』と勝手に判断して捨てている事の方が非常に多いと思うんです。
手伝ってもらっているのに、これは失礼な言い方になりますが
『良いか悪いかは私が決めることで、あなたが決めることじゃないです』
ですが、お願いしている立場ですが相手も分かっていて協力してくれているのです。
実際最終決定権があるのは、当事者の私やあなた、ですよね?
この絶対的なルールが存在するので、相手にはなんでもいいから思いついたことを話してもらう。
自分に時間を割いてもらって申し訳ないですが、ブレインストーミングのこの方法に付き合っていただけるというのはありがたい存在です。
その微妙な所の知恵を拝借したいので、私はお願いしています。
皆さんも困ったら1度やってみて欲しいです。
そして、出てきたアイディアが『いや、それはない。あり得ない』と、その場で絶対に言わないでください。
それがあり得ないかどうかって、私と相談相手が決める事じゃないんですよ。
小説で言えば読者様です。
実はそのあり得ない、くだらない話の方が、自分の感性より読者様にウケた、なんてことは日常茶飯事です。
集まった100のアイディアを、くっつけたり更に掘り下げたりしましょう。