私たちが普段からよく見かける信号機。
これは安全な交通整理を目的として設置されています。
青信号は進め、赤信号は止まれ。
物心ついた頃から、誰もが知っている事ではないでしょうか。
では、黄色の信号は何を意味するでしょう?
もしかしたら正確に答えられる方は少ないかもしれませんね。
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信号機の様々な意味とは?
黄色は赤信号の止まれと同等の意味もありますが、急停車となる場合は進行してもいいという意味があります。
そして青信号も実は『進め』はなく、『進むことができる』というニュアンスが正解。
信号機の色が表すそれぞれの意味は、日本はもちろん世界共通です。
世界中どこの国でも同じ色ですから、外国でもし運転する機会があっても安心ですね。
赤は遠くからでもすぐ判断できる色であり、ドキドキしたり緊張させたりする効果のある色。
青は赤の次に遠くから判断できる色であり、穏やかで気分を落ち着かせたり安定させる効果のある色。
黄色は霧や雨の中でも1番よく見えて判断することができる色であることから、危険を表す色とされ注意を促すことに使われます。
信号機の色の配置
普段当たり前のように見ている信号機ですが、どの色がどこに配置されているかすぐに思い浮かびますか?
横並びの信号機の場合、左から順番に『青・黄・赤』と配置されています。
これにはしっかりとした理由があります。
それは一体何でしょう?
正解は、街路樹や歩道に建てられた建造物などによって、信号機の赤の色が隠れてしまうことを防ぐためです。
確かに左側に赤があったら、伸びた木で見えない!なんてことになって事故が起きたら大変ですよね。
一番重要である赤の色を、道路の真ん中に位置するようにさせることで、万が一の事故を未然に防いでいるのです。
点滅する信号機の意味は?
特定の信号機や、夜間になると切り替わる点滅式信号にはどのような意味があるでしょう?
・『黄色』で点滅している信号機
→周りの交通に注意して進むことを意味している。
・『赤色』で点滅している信号機
→必ず一時停止して安全を確認する必要があることを意味している。
他にも信号機には色々な工夫が詰まっています。
横並びと縦並びの信号機の違い
あなたは横並びの信号機と、縦並びの信号機どちらを目にすることが多いでしょうか?
縦並びの信号機は主に積雪の多い地域でしようされています。
横型だと積雪する面積が大きくなってしまいますから、雪が地面に落ちづらくなり、どんどん雪が積もり続けてしまいますね。
信号機が雪で見づらくなったり、雪の重さに耐え切れなくなって信号機が落下してしまう危険があるために、積雪の多い地域の信号機は縦並びになっているんですね。
信号機の電球は一体いつ交換する?
もしも信号機の電球が切れてしまったらどうなるでしょう?
交通が混乱し、事故が多発して大変なことになってしまいますよね。
あまり信号機の電球を交換している現場を見ることはありませんが、実際はどれくらいの頻度で行なっているのでしょう?
東京都の場合は1年に1回、真ん中の黄色の電球は3年に1回だとか。
最近は信号機が発光ダイオード(LED)式に変わってきているため、頻繁に電球を交換する必要がないそうです。
LED式信号機は電球式の信号機よりも見やすく、消費電力も大幅に抑えられるというメリットがあります。
しかし、信号機自体が高価であるために、予算の都合上全国一斉に交換するわけにはいかないのだとか。
ちなみに信号機の電気料金は、LED化が進めばもう少し安くなるかもしれませんが、年間約383億円とも言われ各都道府県警察が支払っています。
(私達が支払っている税金や、交通違反などでの罰則金があてられています)
交通の安全を守るためにも大切な信号機ですが、その維持をするのも莫大なお金がかかるんですね。
あなたはいくつ信号機の雑学を知っていましたか?