貯金箱といえば、なぜがぶたのデザイン多いイメージですよね。
「貯金箱の絵を描いて下さい」と言われたら、きっとぶたの形をした貯金箱を描く人が多いのではないでしょうか?
一体いつからこのイメージが定着したのでしょう?
ぶたの貯金箱の発祥の地はなんとヨーロッパ!
日本でも昔からよく見かけますが、日本発祥ではのものではなかったんですね。
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豚の貯金箱はヨーロッパが発祥だった!
中世のヨーロッパにはピッグ(Pygg)と呼ばれる粘土がありました。
この粘土では主に食器や壷、そしてお金を保管しておく『ピッグの貯金箱』と呼ばれる入れ物などが作られていたそうです。
ピッグ…
ぶたを英語で言うとピッグ(Pig)…
なんだか似てますね。
実は、問題のぶたの貯金箱が誕生したきっかけは
「ピッグ(Pigg)の貯金箱を作ってほしい」という依頼を
陶芸職人が『ピッグ(Pig)の貯金箱』だと勘違いして作り、ぶたの貯金箱が大量に出回ってしまったためでした。
これが意外にもウケて定番となり、人気が世界中に広まって現在にいたると言われています。
日本にも江戸時代にはぶた貯金箱があったとされているとのことですから驚きですよね。
ただの勘違いで現代まで受け継がれ続けた理由は、そのかわいらしい姿も関係しているのではないでしょうか?
ぶたはかわいらしいだけではなく、世界中でも有名な『開運を象徴する動物』なんですよ。
金運をつかさどる動物、ぶたの貯金箱の効果とは!
ヨーロッパではぶたは富の象徴でした。
裕福な家ほど多くのぶたを飼っていたのだとか。
また、ぶたは子だくさんですから繁栄の象徴もあり、とても縁起のいい生き物なんですね。
1匹のお母さん豚からなんと10匹近くの赤ちゃんが生まれるということはご存知でしたか?
どんどん生まれる、どんどん育つ…
ぶたの貯金箱にお金を入れることで、どんどんお金が育っていく!
ほら、ぶたの貯金箱に小銭がざくざく貯まっていくイメージが浮かんできませんか?
デザインもかわいらしいものが多いですから、お金を入れるだけでも楽しいですよね。
ただの貯金箱よりも、貯金の習慣もつけやすくなること間違いなしです。
そしてぶたの体型はとってもふくよか。
太っていれば太っているほど良いのだとか。
お金もぶたと同じようにどんどん太っていってほしい!
人々のそんな願いがこめられているんですね。
貯金が苦手な人も手ごろなサイズのぶたの貯金箱を買って、小銭貯金から始めてみてはどうでしょう?
私もどちらかと言うと貯金が苦手でなかなか貯められないタイプですが、貯まらない原因はもしかしたらぶたの貯金箱を使っていないからかもしれません(笑)
(その昔『10万円貯まる貯金箱』というものを買って無謀にもチャレンジしましたが、半分も貯められず途中で断念しました!)
定番のシンプルなデザインから、金色でいかにもご利益のありそうなもの、中身が見えて貯まっていく過程がわかるスケルトン、インテリアにもぴったりなしゃれたデザインなど、最近は色々なぶたの貯金箱がありますよ。
どれも見た目がかわいらしく、また手ごろなサイズのものが多いですから途中で挫折することなく達成感を味わうことが出来ます。
ちなみにこれは風水に関係する話ですが、ぶたの貯金箱を買ったら西の方位に置くと良いみたいですよ。
ぶたの金運パワーと風水の金運パワー、ダブルの効果でたくさんお金が貯まるようになるかもしれません。
他にも、韓国ではぶたの発音とお金の発音がほぼ同じであることから、ぶたの夢を見ると縁起が良いと言われているなど、世界中で幸運・金運のシンボルになっているのですね。