みなさん、お金は大好きですか?
はい!私はとても大好きです!(笑)
みんなが大好き『お金』にまつわる驚きのネタをご紹介します。
日本の硬貨やお札には、日本に馴染みのある植物や建物が使われていますね。
例えば10円玉には平等院鳳凰堂、100円玉には八重桜。
そして1万円札のホログラムには桜が描かれています。
そして1円玉には何が描かれているのでしょうか?
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1円玉の価値とは?この世に存在しない木が描かれているって本当!?
さて。
あなたのお財布の中には今、1円玉は入っていますか?
もし入っていたら1円玉の表面をよく見てみて下さい。
これは一体何の植物でしょう?
※wikiより参照
ぱっと見なにかの木のようですが…これって一体?
はっきりと「○○の木だ!」と答えられる人はいないのではないでしょうか。
それもそのはず。
1円玉に描かれている木は、この世に存在しない木なのです。
他の硬貨や紙幣には、きちんと存在しているものが描かれているのに……。
なぜ1円玉だけ架空の樹木が描かれているのでしょう?
実は1円玉のデザインは一般公募によって選ばれていたのです!
それが1954年のことですから戦後9年ですね。
存在しない木ではありますが通称「若木」と呼ばれているようで、当時京都在住の女性がデザインしたもの。
この頃は、ちょうど戦争が終わったばかりの復興の時期です。
若木のように日本という国がのびのびと成長していくように…という当時の願いがこもっているんですね。
その願いは叶い日本は大きく成長を遂げました。
携帯電話やテレビにパソコン。
本当に便利なものが増えましたよね。
遠出をしなくてもコンビニに行けばたいていのものはそろっていますし、むしろネットの通信販売を利用すれば家から出る必要もありません。
でも、いくら便利な世の中になったとはいえちょっと周りをよく見て下さい。
世の中疲れきった顔をしている人が多くないですか?
現代は「世界との競争時代」なんてよく言いますよね。
海外の人が持つ日本人のイメージに「働きすぎ」といったものがあります。
ブラック企業が増殖し1日2人以上が過労死しているとか…恐ろしい。
この1円玉が作られた時代の人達も、日本がこうなるとは予想していなかったのではないでしょうか?
成長をするのは良いことではありますが、たまには一休みをするのも大切ですね。
ちなみにこの1円玉。
1枚作るのにいくらかかるか知っていますか?
1円玉の製造コストは約3円!
1円玉の原料はアルミニウムですが、近年そのアルミニウム地金の価格が高くなってきているのだとか。
1円玉1枚にかかるコストはなんと約3円!
1円なのに額でいったら1円以上の価値があるということに驚きですね。
(もちろん約3円のコストがかかっていても、1円玉には1円の価値しかありません。)
他の硬貨はどうでしょうか?
気になったので調べてみました。
あまり知られていないお金の生産コスト
1円玉硬貨のように他のお金も額以上のコストがかかっていたらそれこそ日本は大赤字になってしまうので?と心配する人もいるかもしれません(笑)
お金の額とコストは果たして本当に見合っているのか。
お金を作るためには一体どれだけかかるのかを早速見てみましょう!
・10円硬貨→約10円
・50円硬貨→約20円
・100円硬貨→約25円
・500円硬貨→約30円
・1000円札→約14.5円
・5000円札→約20.7円
・10000円札→約22.2円
作れば作るほど赤字になってしまうのは1円玉と5円玉だけで、その他のお金にはそれほど大きなコストはかかっていないようですね。
ちょっと安心しました…(笑)
普段から原価のことを考えてお金を使う人はいないでしょうけれど、こうしてみると改めてお金の大切さに気付きます。
「1円を笑うものは1円に泣く」という言葉がありますが、その1円だって1円以上の重みがあるのです。
1円単位でお金は大切にしていきたいですね。