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『飛行機や車に雷が落ちないから安全』は嘘!?落雷が100%安全とは言えない理由とは!

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ドライブ中にだんだん雲行きが怪しくなって突然の土砂降り…そして激しい雷。

真っ黒な雷雲から怒号のような雷が鳴り出すと本当に恐ろしいものです。

 

よく『車内にいれば安全だ』という話を聞きますが、果たしてそれには根拠はあるのでしょうか?

 

 

飛行機に乗っている最中ならその怖さは計り知れないでしょう。

もし雷が直撃したら墜落してしまうんじゃないか…と私も不安を感じたものです。

 

車も飛行機も同じ鉄の塊です。

雷が落ちる可能性は十分に考えられますが、実際に雷が落ちるとどうなるでしょう?

 

 

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中に乗っている人間へのダメージは本当にゼロ…!?

雷は空に近ければ近いほど、落ちる確率は高くなります。

つまり高い建物ほど雷が落ちやすくなるのです。

 

急な土砂降りにあい、慌てて大きな木の下で雨宿りをしていたら、木に落雷して感電死!という事例はよく聞きますよね。

 

 

では鉄の塊とも言える自動車や飛行機に乗っている場合、落雷したらどうなるのでしょうか?

 

安心して下さい。

このような場合でも中にいる人間には全くダメージはありません。

 

電気は一定の法則で流れる方向が決まっています。

例えば金属で出来た箱に電気を通すと、箱の表面を伝って地面に落ちます。

洗車などで水をかけたような状況と同じで、箱の内部には電気が流れないのです。

 

雷が自動車に落ちた場合、金属で出来た箱と同じように、機体の表面を滑るように移動して地面へと流れます。

飛行機の場合は機体に備えられている避雷針に雷が落ち、自動車と同じく機体表面を電流が流れるだけです。

中にいる人間は雷が落ちたことさえも気付かないほどです。

墜落することもありませんし、機器系統に異常が出たり燃料に引火するということも起きないので安心ですね。

一太
本当良かった…って良く無かったら外を飛んでませんけどね(笑)

 

ただし100%の保証はできません!こんなケースの落雷は非常に危険!

雷が車に落雷した時、車内の金属部分に触ると感電する恐れがあります。

 

ドア開閉の金属レバーは特に危険ですね。

車の内装側に金属がむき出しの部分には注意が必要です。

雷が鳴っている時は体に金属部分が触れないよう、なるべく窓から離れて座ると良いでしょう。

 

 

また、車に雷が落ちた時、車体を通りホイールから地面へ放電する際にタイヤがパンクすることもあるそうです。

車自体は『動いている』『低い位置にある』といった、雷が落ちにくい条件に当てはまるのですが、全く起きないというわけではありません。

運転中、万が一タイヤがパンクしてしまったら大変です。

雷の兆候があったらまずは車を寄せて過ぎるのを待つのが一番ですね。

 

他にもオープンカーは要注意。

 

 

オープンカーのルーフは、金属以外で出来ているものも多いですよね?

雷の際に避難場所となる車ですが、オープンカーは落雷した時に危険な状態になってしまうため例外だと言われています。

あまりにも激しい雷が鳴っている時に、わざわざオープンカーでは出かけないほうがいいかもしれません。

 

ちなみに電気自動車の場合は、通常の車の落雷実験と同じく問題は無さそうです。

ただし、ほとんどの制御を電気エネルギーで行うので、落雷による誘導電流の影響などで機器が故障する可能性はわずかながらに考えられます。

落雷しても車内は安全、という考え方は決して間違いではありませんが、100%の安全を保証することは出来ません。

『落ちたとしても乗員への感電のリスクは少ない。』と言うのが正しい表現ですね。

 

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雷に打たれる確率は高い?低い!?

では実際に雷に打たれる確率や、落雷によって死亡する確率はどの程度なのでしょう?

 

雷に打たれる確率は1/10,000,000と言われています。

一太
1000万分の1!

 

この数字だけ見てもあまりピンと来ないかもしれませんが、これはサマージャンボ宝くじに当選するよりも低いです!(笑)

 

そこから死亡する確率はもっと低くなりますから、外出先で突然の悪天候に見舞われても、落雷によって命を落とす…

ということは滅多にありません。

 

これに対して、交通事故で命を落とす確立は1/10,000人というデータもありますから、落雷よりもよっぽど交通事故のほうが恐ろしいですね。

 

落雷のまとめ

雷は危険ですしとても恐ろしいものです。

ですが、いずれにしても飛行機や車に落雷する可能性は高いとは言えません。

雷が直撃してボディーに焼け焦げたような傷がつくことはありますが、車の場合は金属部分に触れないように窓から離れることで感電を防ぐことが出来ます。

100%安全…とは言えませんが、外にいるよりは断然安全だということは間違いなさそうですね!

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