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人生 雑記

【話し方一つで意味が変わる】言葉って本当に武器だなと感じた瞬間

更新日:

言葉の強さ、を身に染みて実感しました。

例えばですね、あなたがある提案をします。
そして、相手にこう言われた事を想像してみてください。

 

あなた『私はこのAというやり方が正しいと思ってるんですけど、どう思いますか?』

相手『そのAが正しいかどうか、私も知りたい。だから、ぜひ実証して見て下さい

 

この返答は、二つの意味で捉える事が出来ます。
捉え方によって、あなたの答えも変わってきます。

 

①あなたは相手にAの答えを求めたのに、返してくれなかった。
②あなたは相手から『ぜひやってくれ』と逆に頼まれた。

 

こっちの返答は、この2パターンしかない。

 

①『答えをなんで教えてくれないんだよ!』
②『分かりました……じゃあ自分でやってみます…しょぼん(´・ω・`)』

 

となりますね。

凄くないですか?(笑)

ここで、相手の人が『私はAは試したこと無いですが、多分間違えています』と答えてしまえば、あなたはおそらくAという行動を取らないでしょう。

そうじゃなくて、最初の返し方であれば。

相手の人にとってメリットもあって、かつ自分を『応援』しているような意味合いになりますよね。

物事って、マジで言い方一つでどうにでも意味が変わる。
林先生の例にお勉強してみたいと思います。

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交渉(ネゴシエート)の基本

身代金でもある話ですが、本当は1000万でいいのに『1億寄越せ』と最初にふっかける。

そうしたら、落としどころで5000万くらいになりますよね。

よくドラマで観るパターンです。

こういうテクニックって、心理学を利用した非常に巧みなテクニックなんです。

そりゃそうです。
払う側からしたら、1億が5000万という半分の金額まで落ちたんですから、ラッキーですね。

そして、またこうやって言いますね。

 

『5000万は高い……3000万でどうだ?』

『分かった、早くしろ!!(ここら辺が落としどころだな)』

 

という感じになります。
1000万が必要なのに3倍の3000万……十分でしょう。

人って、言葉一つでマジでどうとでも交渉出来ますよね。
(大事な事なので確認の2回目)

 

衝撃を受けた言い回し・話し方

例えば、偉人にこう言われたとしましょう。
(アインシュタイン大先生に言われたとしてください)

私が答えを教えてしまえば、次に壁にぶつかる時にあなたは越えられません。
必ずあなたは、また私に尋ねます。

成功者とは、こういう壁を自分で乗り越えるから成功者なのです。

 

この言い方って、こちらはこう感じます。

ああ、確かに……。
これからも壁があるんだから、ここでへこたれていたらしょうがないよな…

 

と思わせてくれますね。

でもですね、よく考えてみてください。

毎回この問答が出たら、それって相手は実はこう思っているかもしれません。

 

コイツ質問ばっかり面倒くせぇな。
答えるヒマ無いんだけど、立場上邪見に扱う事出来ないし、また誤魔化して良い事言うか。

 

実は、相手ってこう思って話してるかもしれないとふと思った時がありました(笑)

で、多分そう思ってます。
そう思ってますが、それを隠すのが非常に上手い。
っていうか、巧み過ぎる。

ただですね、毎度毎度こういう返し方するって、それって……間違えていますよね?

今、今まさに。
『他人の力を借りたい』のでお願いしているという場合があります。

その時に『あなたはまた壁にぶつかる。ここを乗り越える事で成功できる』って、この言い方ってある意味『クソ』な発言とも取れるなと。

ぶっちゃけると、ある種の宗教染みた『洗脳』なんですね。

結果を先に書きますが、マジで自分ではどうしようもない事で、何度もこうやって言ってくるような人とは付き合わない方がいいとは思う。
しかし、そんな事って『ほぼ無い』と思われます。

なぜなら。

『人という生き物は、調べるのがだるい性質を持っている、サボり癖がある』という理由からです。

私たち人間は、日常生活で普段から簡単に尋ねる事が多い。

そりゃそうです。
人に聞いて早い場合は、聞いた方がいいに越したことないですね。

『こんな事を教えてくれ~』と慣れちゃってる訳ですね。

だから、壁を乗り越える為にもっと自分で調べなさい、という話は合っていると思う。

 

しかし、ここで『私が調べて伝えるのは簡単だ。しかしあなたの成長にならない』みたいな言い方出来るって。
相当数、人からの相談を受けて場数を踏んでこない人じゃないと出ないフレーズだと思うんですよ。

 

普通だったら『ちょっと私も分からないですね、すいません』とか『それは専門外なので』みたいな逃げ方をしますよね?

 

そうじゃなくて、知ってるんだけど教えない、みたいな言い逃れって巧の技です。

 

林先生の凄い言い回し

今でしょ、の林先生は、東進ハイスクールの先生です。
人気絶頂の当時、受け持ってるコマ数が多すぎて、自分の授業の予習が出来なかったそうです。

コマ数に割り当てる予習時間を減らすか、全くやらないかの2択に迫られたそうなんですね。

で、とった行動が『全く予習しないで授業を行う』です。

 

どうやって、自分が予習しなかったピンチを回避したと思いますか?

生徒にこう伝えたそうです。
(※そのままの発言ではなく、私の意訳です)

 

君たちが全く出来ないから、僕はね、今日は予習をしてきていない。
だから一緒に問題を解いていこう。
合わせて、僕がどうやって授業の予習をしているのか?を伝えるから、来週からそれを真似してやってくるように。

 

生徒は見事に感動して、『林先生から予習の方法を教わった』と感激したそうです。

当の林先生は冷や汗で授業してたが、思ったより上手く行ったから一安心だったと。
教師としてはどうかと思う、とも言ってました(笑)

 

かわし方が、超上手。

普通だったら『御免なさい、忙しくて予習やれなくて。今日は一緒に解きながら授業します』というところを、先生という立場を利用しての発言です。

 

林先生が、いつもの涼しい顔で『さぁ、一緒に解くぞ』と言ってきたとしたら。
『あ、今日そういう感じなんだ?』とすんなりと腑に落ちますよね。

 

普段から真面目に教えているからこそ、一回二回だけ使えるとっておきの裏技でしょう。

 

まとめ 話し方をもっと学ぶ大切さ

こんな事例を知ってしまうと、なんか自分も普段の言い方に気を付けないとな…と、しょんぼりしちゃいますね。

私はハッキリ物事をいうタイプなので、それが得してる事もあれば損している事もあります。
特に女性関係、にはウケが悪いです。
(まぁそうですわな(笑)

そういう時にササっとスマートな言い回しが出来る男=カッコいいですよね。

 

デートの時の定番でも

 

『ごめ~ん待った?』

『待ったよ!!遅いよ!』

 

って言っても、一文の得にもなりません。
彼女は逆に不機嫌になるし、自分の株は落ちるし、最悪ですよね。

 

『ごめ~ん待った?』

『待ってる間もデートの時間だから、すっごいドキドキ出来たよ』

(あんまり上手ではないかもしれませんが…(笑)

という感じで話せば、好印象ですね。

言葉には更に気を付けて、言い回しをもっと学びたいと思います(´ε` )

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