ことインターネットビジネスに置いて『個を捨てる』というのは必要だと思う。
クリエイティブな仕事をしている人ほど、自分がどのような客観的な立場で観られているのか見えなくなる。
それは若かりし頃の勢いある若者に多く見受けられる。
例えば『俺は将来ビッグになってやるんだ~』系な人。
夢を持つのは構わない。
自分も夢はある。
10年後でも夢を持ってると思えるのは経験則を積んだからだと思ってる。
ただ、それをどうやって具現化して結果を出していくのかと考えた場合に、まず『個を捨てる』べき。
僕は個を捨て始めた時が3年前で、そこから結果が出始めて今では在宅ワークで仕事をしています。
その理由を解説したいと思います。
目次
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個を捨てるべきポイント①『模倣の上にオリジナリティが生まれる』
昔の自分がそうなのだが、常に『俺流の~』と強がっていた。
何も結果を出していないのに、勝手に俺流……と豪語して、不自由な世界観を勝手に押し付けている。
それはマンガや小説、ブログ、Youtube、仕事、ありとあらゆる所で見受けられる。
でも、間違いなんだよね。
まず偉大な先人が築いてきた手法、それらをしっかり基本としてマスターしないといけないわけで。
この話を一番理解しやすいのが、僕はYoutubeだと思っている。
特にゲーム系動画に関してはそのとっつきやすさから個がでがちなのだ。
Youtubeで視聴回数が低く、支持されない動画を作っている人というのは自分流を貫き過ぎて好き勝手な動画を作っている人が多い。
自分の目的は、いったいなんなのか。
②好きなゲームをやってお金をもらう為に、人気のあるゲームをやる
選択肢は①か②しかないのだが、そこをみずに『雰囲気で』何かを行おうとする。
オリジナリティは模倣の上に産まれるわけで、まず最初は『先人がやってること』を真似するだけで上手くいく。
これはブログも小説も同じだ。
個を捨てるべきポイント②『天才と自分を比べてしまう環境』
例えばヒカキンさんを例に出しますが、ただのスーパー店員が成り上がって…みたいな言われ方をしている。
2010年以前からYoutubeで毎日投稿をして頑張っていたのは、まぎれもない才能と努力であって、ただそこら辺の兄ちゃんが出来ないことをやったから今があるわけだ。
そんな簡単な話に気づかずに『自分も俺流で……』という風潮が世の中に存在する。
確かに、まったくオリジナリティもなく人の模倣だけやっていたら面白いのか?それに意味はあるのか?
答えはNOだと思う。
だけど、なぜ比べる対象が『すでに大きな結果を出している人たち』を模倣してしまうのだろうか。
それはインターネットの特徴が大きく表れているからに過ぎない。
1度有名になってインフルエンサーになれば、嫌でも他人から自分のコンテンツを見られることになる。
ってことは、大体の人が『●●さんに憧れて~』と入って来る。
もちろん重要な窓口であるから、それは正しいと思う。
ただ、これだけを僕は言いたいのだ。
『そこで生き残って勝ち上がる人間の方が遥かに少ない』
まるで100人が挑戦したら90人が受かるような錯覚に陥っているのが現代社会で、屍には全くクローズアップされない。
そりゃそうだ、Youtubeやブログを始めて失敗しました!みたいなネガティブな話が出てきたら困るわけで。
天下のGoogle様がそこら辺の事を消さない訳がない。
新規参入の中から、竜が生まれて来る一定割合は………。
どの業界も絶対に変わらないだろうな、というのが僕のこの10年近いキャリアで言える、一つの核心だと思う。
天才は、天才だからすぐに結果出すわけで。
そんななんでもかんでも天才な人間を真似するわけにはいかない。
個を捨てるべきポイント③『他人にとって自分はどうでもいいということを認識すべき』
『俺が俺が、俺のやり方が………』
実は、この話は25歳前後の僕のことである。
全部自分の事を、今書いている(笑)
会社に入った時もそうだ。
こんなクソ会社のシステム、ぶっ壊れてるとよく文句を言っていた。
親族経営の会社だったが毎日毎日昼にはくだらねー勉強会で休みを潰された。
『何かを変えたかったら、まずは郷に入って……』
若き日の自分に、そう話したおじさんがバカに見えた。
本当にバカなのは、会社というシステムを知らずに、作った事もないのに、ただ不満という理由でイキってた自分なのだ。
大学を卒業しただけで『ギャンブル学部パチスロ科北斗の拳専攻』で4号機を毎日打ってただけのカスが自分なのだ。
今では全部とは言わないが、おじさんの話は正しいと思ってる。
そもそも論ですが、物事を話すには一定の成果を出す人間じゃないと説得力が全くない。
【全人類インフルエンサー時代に突入】複数名義を持つ必要性と戦略について
私自身が極度のSNS嫌いで『リアル重視』をしているかというと、ネットって嘘を書くのが凄く簡単だから。
嘘を書いていたことなんてザラにあるわけで、目の前できちんとプレゼン出来るか出版した本とか出すか(信頼のおける出版社)か、成果物を見せてもらう以外に今現在人を信用しない性格になっています。
ヤブ医者だろうが名医だろうが、医師免許という日本国で最上級の難しい資格をもっている人間が病状を話すから説得力が生まれるわけであって、コンビニ店員が話すのと訳が違う。
その逆もある。
コンビニ店員だからこそAI決済システムの導入について是非を問えるわけで、医者には全く関係のない話。
いくら医者が難しい仕事であるとはいえ、数年間もコンビニ店員をやってる人間の『現場の声』を1日2日で分かる訳がない。
まず大前提として。
自分は大したことない人間なのだから、個なんてどうでもいいと絶対に認識して行動すべきだと僕は思う。
必要になり、言わなければいけない時にだけ『これは……』と自分を出せばいい。
それまでは大した人間なんて思わず、驕らず、ただ黙って個を消して土中に埋伏していればいいのだ。
個人を出そうなんて100年早い、と僕は常に感じながら……何かを書いている。
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個を捨てるべきポイント④『プライドはゴミ』
前述の項と少し被るが、プライドなんてマジで要らない。
そりゃさ、なんか生きてたら年齢が上とか、経験が上とかあるよ。
でも世の中で、資本主義社会で問われてるのは『結果』以外の何物でもないわけで。
結果に対して真摯に向き合えない時点で、それは趣味ってこと。
趣味ならば、今まで話をしてきた内容に関して……僕は一切何も言わない。
勝手にやっていいと思うし、プライドも持っていいと思うのです。
ただ、趣味を『仕事』に変えたい。
そう1mmでも思ったなら、今日から個を捨ててプライドなんてゴミだと思わなければいけない。
ライフをライクに変えたいという言葉を最近使ってるが、思いっきり人の受け売り。パクり。
多様化の時代
本当にそう。 pic.twitter.com/iH6wcCAOKp— リンダマン (@lindaman37) 2019年5月19日
でも、俺の言葉と混ぜ合わせて裏打ちされた経験があれば、それは真になると信じてる。
数字が出せない以上、趣味から仕事に変えていく上でプライドなんてゴミ以下の何物でもないのだ。
逆に、数字が出たら何を言っても説得力になる。
『どれくらいの数字から説得力が生まれるのか?』
僕自身がクリエイティブを仕事にしている以上、これが人生の命題だと思って日々立ち向かっている。
ぶっちゃけ、この答えは未だに分からない。
だって僕自身も100万PVのブロガーでも無ければ、有名作家でもないのだから。
ただ、世の中を見ていると……どうもそうではないらしい。
全てにおいて数字を出さなくても『90%正しい数字を出す方法』を実践していたら、称賛される(らしい)のだ。
って事は、ミックスさせてルールを確立させ、日々の数字を積み重ねていけば説得力なんて生まれるわけで。
自身がプレイヤーとして動きながらも、人に理論を伝えてドンドン結果を出してもらいたい。
それが今、このブログの著者である一太の願いでもある。
『数字を出す』(仕事にする)を考えた瞬間、行動と思考を変えていく必要があります。
って話(´ε` )