最近、気に入らない事がありました。
というのはこんなこと。
Aさんが僕に、こう言いました。
『毎月旅行に行くから楽しいわけじゃない。たまに行くから楽しいんだよ』と。
確かに、一般論で言うところの『毎日美味しい物を食べてたら飽きる』理論ですよね。
美人は3日で飽きるとか、まぁ大昔から言われてる定説みたいなところはあります。
気持ちはわかる。
しかし、本当にそうなのか?
なんか当たり前の価値観ってさ、その人の環境とか状況とか、TPOに応じて『場当たり』的な所がありませんか?
例えば『月収20万のサラリーマン⇒吉野家で昼飯』は当たり前ですよね。
(当たり前じゃないと思うんだけど、一般論で)
でも、これが『イチローが吉野家で昼飯』だったら『えー!!』ってちょっとなる。
次に来る台詞はこれだ。
『イチローなんてレジェンドが吉野家にいるなんて…。お金沢山持ってるから、行かないと思ってました』
はい。
今、あなた(仮想の一般論を述べる人)言いましたよね。
『お金持ってるから行かないと思った』と。
ここに落とし穴がある、当たり前を更に疑うというお話。
ただの意見です。
目次
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毎月旅行に行ってみた
僕が言いたいのは『自分は当たり前じゃない!意識が高いんだ!』とかじゃないです。
ただ単純に『なんで世間の当たり前』を自分に押し付けられないといけないのだろうか?という疑問。
だから、前述した通り『旅行』に3か月連続で行ってみたよね。
そうしたら、自分が何を想ったのかはっきり言いたい。
あの、毎月沖縄行ったらそりゃ飽きるでしょ。
じゃなくて、今月は沖縄、来月は北海道、再来月は屋久島。京都、大阪、奈良、福島、仙台。
死ぬまでに日本全部回るなんて不可能なわけで、その土地その土地で必ず良い物がありますよね。
こんな当たり前の話なのに、なぜ『毎月旅行行くのが悪』みたいに言われないといけないのか?
僕がイチローさんだったらきっと『イチローさんだもんね。アメリカ行ってるし、毎月沢山旅行するんだろうね』という変な価値観に巻き込まれるのでしょう(笑)
当たり前に巻き込まれることこそ、人生を大きく損し過ぎてる。
時代が変わってるんだっつーの
当たり前なんてもはや通用しない時代。
消費税は10%、ロシアとアメリカのINF条約も立ち消えた。
中国はPaypayで『モバイルペイメント』の覇権を握ろうと必死だし、これは数年前のネットフリックスの再来ですな。
次世代の経済インフラを握る為に、100億円還元セール以上のお金が動いてるわけで。
日本は少子化だし、AI戦争で中国とアメリカはバッチバチ。
移民政策だなんだかんだだし、SNSで今の若者はキーワードを検索する始末。
この流れを考えてくとさ、もう当たり前が当たり前じゃないんですよ。
戦国時代で考えたいですが、その時の価値観はおそらく『いくさは無くならないかなぁ…織田の領主が凄い勢いらしいぞ。わしら領民には関係ないから、早く終わって欲しいなぁ』って感じですよね。
今、2019年の現在でそんな事言ってる日本人いないですよね?
俺は見た事ないよ。世界平和を願う気持ちはあるけれど、隣の県で戦争があるから『明日でも落ち武者が家に来るかもしれない』とも思った事無い。
つまりだ。
当たり前なんて時代によって変わってるんだから、当たり前と言ってる人がどうかと思う。
誰も意識高い系になれ、とは言いませぬ。
ただ、当たり前で片付けたら『時代の流れ』なんて乗れる訳がない。
その際たる例が『30歳過ぎたら身体の疲れが…』とか言い訳する人。
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『当たり前説』を説く人は言い訳しかしていない
僕の知ってる40代50代の人は、バカみたいに遊んでますよ。
30代の俺より遊んでるし、逆に『若い頃どうだったんですか?』と聞くのが怖いくらい遊んでる。
人生をエンジョイしまくってる。
逆に、エンジョイせずに今を生きてない人ほど『30歳過ぎて体調が…』『新しいことを覚えられない…』とか、そんなんばっか。
別に、その人の人生だから良いのです。
いいんですけど、それを人に押し付けるのが異常にイラっと来るわけだ。
『30歳過ぎて転職なんて無理だ……。今の会社で働くしかない…仕事大変だ、上司はウザい……』
って思う人は、なんで『30歳過ぎて転職が無理』と決めつけてるのか??
アレでしょ?
何もして来なかったから、人に求められてる存在になってないという自覚があるからでしょ?
人間的・社会的魅力のある人は50歳過ぎても仕事は見つかるし、それだけの努力をしてきた人たちですよね。
そこをなぜ『私は出来ない』と勝手にハードルを設定するのでしょうか?
当たり前を疑う人間だけが、今後の未来をよりたくましく生きていける人だと僕は思うのです。
フリーランスで働くと残業がバカな文化だと本当に知る
まさに当たり前のことを言いますが、残業ってどう思いますか?
必要な残業=売り上げに直結し、納期が超迫ってるここ一番の仕事
僕はこう捉えています。
要するに『ここ一番』の時に気合い入れて仕事すること。
昔、働いてた職場で残業が当たり前みたいになってたけど、それってそもそも異常な事なんですよね。
日本的な文化だから、もう変えようがないのだけれど。
給料が変わらないなら、残業しないで2時間で仕事終わらせられる人は帰った方がいいに決まってる。
しかし、8時間労働と決められてる日本では2時間で帰ったら怒られる。
無限に仕事はあるし、人は足りないし。
となると、なんか……『適当にやってるふりして、適当に残業して終わる』っていう風になるよね。
『じゃあ、それでスキル上がるんですか?』
この答えにはNOと突きつけられるわけで。
残業なんてここ一番でやる物であって、なんでそれが常態化してるのか?
『当たり前のように残業する』
という、その当たり前をまず疑わないと何も始まらない。
会社が毎月100万払うなら、僕は当たり前のように残業してもいいですけどね。
Youtuberが当たり前の外にいる人間
Youtuberがまさに当たり前の外にいる人種。
『動画投稿??金にもならねーのによくやるよ』という事を言う人たちが、時代錯誤も甚だしい。
確かに、出始めた2003年くらい時は『よくやるよ』と思ってもいい。
しかしだ。
2019年の現在でも『youtuberなんて飯食っていけねーよww』と思ってる人がいるなら『当たり前症候群』に捉われすぎ。
危険信号が灯っているのです。
2020年~は、ビジネスインフルエンサーを抱えてる人は、どんな形であれ情報発信をする事で飯が食える。
絶対食える。
ブログをやってない人は絶対にやるべき。
『私には何も経験がないから…』という人も、自分の趣味の事を書いたり仕事の事を書いたり、色々ネタはあるわけで。
結局、物事なんて先行者権益な所が多々あるわけだ。
その時『これは当たり前に当たらない』と思うのか『当たり前に当たらないけど、なんか未来を感じるからやってみよう』と思うのか。
その違いは『普段の生活』と『普段の考え』でしか矯正出来ないと思う。
僕自身が当たり前人間だったから。
特に年齢を重ねてきてつぶしが利かない状態の人を見ると『俺もこうなってたんだな』と痛感するのです。
僕は改めて、当たり前だということの裏側を追及して行きたいですね。