どうも、一太です。
『デジタルネイティブ』という言葉が最近目にする事が多くなりました。
この言葉の意味は、こうらしいです。
※出展元※
コトバンク様
生まれたとき、または物心がつく頃にはインターネットやパソコンなどが普及していた環境で育った世代。
日本における商用インターネットは1990年代半ばより普及したため、おおむねこれ以降に生まれた世代を指す。
他にも『学生時代からインターネットに触れてきた世代』の事を指すらしい。
僕はネット関係だけはリアル小学生からやっていたので、これが自分の作家の元となっている。
ですから、どういう風に移り変わってきたのかは説明できます。
まだ第一世代や第二世代という区分分けがきちんと出来てないみたいですので、今回語る上でこのように定義します。
※2019年時の年齢
第一世代……1985年前後生まれ(現在35歳前後)
第二世代……1995年前後生まれ(現在25歳前後)
第三世代……2005年前後生まれ(現在15歳前後)
ざっくりとではありますが、これで区分をしてどういう推移を経験してるのかを書きたいと思います。
まぁ、想い出話がメインです(笑)
ガジェットの発展やネット関連の話を混ぜて書いていきます。
書こうと思えば5万文字は書けるので、めっちゃ端折ります。
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デジタルネイティブ第一世代の環境
私がまさに第一世代。
忘れもしないのですが、小学校3年生の時に突然『情報化教室』という所に行った事を覚えています。
そこでやったのがマインスイーパー、ソリティア。くそみたいなゲームで、ヒマな先生の授業をやり過ごす。
『漢字を変換しましょう』みたいな、ね。
僕が小学校3年生前後の時にウィンドウズ95が発売されたはずです。
今でこそ『ウィンドウズ10』が主流ですが、95の発売は当時衝撃でした。
世の中が『パソコン通信』から『インターネット』に目覚めて一気に改革が進んだのが、僕が小学校3年~中学校3年までの6、7年くらいです。
夜の23時から、エロ動画を見る為にテレホーダイの時間に活動をしていた中学校一年生。
それが第一世代の僕らです。
第一世代でパソコンを持ってる人は、テレホーダイを知らない人がいないレベル。
今でいう所の『ギガ数無制限』ですな。
そして、大体の第一世代の人が同じ話で盛り上がります(笑)
セガサターンやPSといった最新ゲーム機、それにパソコン。
『携帯電話』と『i-mode』のネット通信。
『502世代』⇒『503世代』でJAVAのアプリで面白いものがないか?と探してたのが私が高校一年の時です。
2chを見てると言ったら『コイツ頭おかしい』と思われるのが昔のインターネットでした。
まだ覚えていますが、私が初めて2chを見たのは14歳の時です。
よくネットで書かれてるような『Welcome to Underground』ですが、これネタじゃなくてマジ(笑)
※有名なコピペ
中学時代のパソコンの授業でインターネットを使った時
みんなが自分の好きな漫画や野球のページを見てる時に
自分だけこれみよがしに2chにつないでAAとかを周りに見せてたことしかも「このページって何?」って聞かれた時に「ヤバイ奴らの集会所みたいなもん」とか答えたこと
さらに友達に2chへの行きかたを教えるためにヤフーで2chって検索させて
でてきたリンクをクリックして2chのトップページが表示された瞬間に
そいつの耳元で「Welcome to Underground」ってささやいたこと
これ、第一世代の人たちは『ネタ』じゃなくてマジって知ってますからね。
昔の2chはアングラ過ぎて薬の売買スレとか普通にあったり。ブラクラ上等みたいな流れもあったし。
実際、西鉄バスジャック事件とか起きてましたね。
俗にいう『ネオ麦茶』のリアルスレッドを見てたのが私が高校生の時です。
ADSLが出てきたのが高校1年の時。
2年、3年とADSLを盾にネットしまくってた。
自分の黒歴史のHPを作ったり、アングラのグロサイトに行きまくったり、ブラウザクラッシュやウイルス感染なんて日常茶飯事だった。
とにかくオンラインにずーっといて、MSNメッセンジャーやヤフーメッセンジャーを活用してた。
2001年の9.11事件がありましたが、あの時は富山のOLの人と20歳くらいのあんちゃんと高校生の僕で3人でメッセンジャーしてた時に起きました。
突然、あんちゃんが『テレビつけろ!!』とメッセがぽこんと飛んできたのです。
衝撃でしたね。
そこから寝ずに3人で会話をしてたことを覚えてます。
そんなこんなで高校を卒業するあたりが2003年前後になり、その頃には『ADSL』から光に。
僕の大学では最先端のネットシステムが構築されていて、大学全部がLANが使えた。
どこの席に座ってもLANのケーブルが入ってるんです。
これはかなり新しかったらしい。
ゲーム機に関してはまだネット通信がそこまで盛んではなかったが、一部は有料課金を通じて可能になっていたりした。
スマホの登場がもう少し後で、2007年前後。
世の中は、2007年を境に大きく変わっていくのです。
デジタルネイティブ第二世代の環境
私の基準で語らせて頂きます。
今25歳前後の人は、思春期を迎える15歳をめどに考えると。
『2010年』前後でインターネットを使い始めた、ということです。
それって『前略プロフ』とか『Mixi』全盛期で、今のSNSに関して凄く敏感な世代。
ですから、スマホの元となったガラケーについては親の携帯で電話した事ある、という感じでしょう。
日常的にパソコンがある家庭が多かったはずですが、スマホへの過渡期です。
第一世代に比べて、タイピングが出来る人が少なかったりする。
ウィキペディアでレポート作るのも当たり前みたいなノリが普通でしょうね。
ちなみに、第一世代の僕がまさにウィキペディアでレポートを作り始めた世代です(笑)
これ、マジで覚えてるんですが。
大学3年の時に初めて学部生に通達が出たんですよ。
『お前ら、ウィキペディアは使うなよ』って。
あの時の衝撃、まだ覚えてます。
大学1年の時に誰かが『物理のレポートwikiで書いた方が早くね??』と言い出して。
うちの大学はLANケーブルが標準装備だったので、ばっちり使ってレポート書いたね。
通って嬉しかったです(笑)
ですから、第二世代は当たり前のように使うって事だ。
インターネットの事が良く分かってないが、これは凄い物だ。
という感性は僕ら第一世代の話であって、第二世代は『当たり前』になってる世代です。
iphoneの最新型が出れば興味を示すのも第二世代でしょう。
第一世代の僕のようなおっさんは、新しいガジェットが出ても『ウヒョー!!』と喜ぶ時代は過ぎているのです。
昔にやり過ぎたんですよ、俺ら(第一世代)の人間は。
毎週毎週アホみたいな本数のスーファミソフトが出て、友達同士で貸し借りしまくってたのが俺らの世代です。
きっと後10年すれば、第二世代の人もそうなりそうな気はする。
どうでもいいが、今GOPRO7だけは俺がウヒョーとなってます。
デジタルネイティブ第三世代の環境
これが今の現在を生きる若者。
悟り世代の人たち。
情報は全部ネットで調べるし、本なんて読まない。
グーグル検索ではなくて、SNS検索で物事を調べる。どこの誰が書いてるかよう分からん代物でも友達同士ですぐに回しちゃう。
る漫画村?無料で読めなら使うし、便利だから友達に教えるね(*‘∀‘)
と平気で言えちゃう人達もいるわけだ。
俺ら第一世代は、そんな事あり得ないわけ。
ファイル共有ソフト以前の世代。
画像の中にデータを隠して、それを分割ダウンロードで高速で落として結合させてきた世代。
それに比べたらもうYoutubeで無料で見るのは当たり前だし、今後も当たり前という感性で動いていく。
だから、音楽業界や映像業界は月額制という名で『月額料金さえ払えば無料(ではないんだけど、気分的に)のように錯覚させ、多くの曲が聞ける』というのを売りにしていますね。
第一世代&第二世代と、第三世代の決定的な違いを書きます。
『実名で活動する事に何も躊躇がない』
これ。
これが最大の違い。ネットに対するスタンス。
機器の進化とかじゃないんです。
カメラ付き携帯の衝撃を感動出来たのは俺たち第一世代のみんなです。
好きだった女の子から、メールアドレスを聞けた時の感動。
それをリアル思春期でやったのが俺ら第一世代。
怪盗ロワイヤルのモバゲー時代から、パズドラの衝撃を体験出来てるのは第二世代の人。
第三世代は、成熟してきたネット社会で生きてきた世代。
だから、変なことで炎上しちゃったりする。
数年前流行った『バイトテロ』系がそれです。
第二世代と第三世代の過渡期の話。
あんなの若者がどうとかじゃなくて、俺らだってやってた可能性高いんですよ。
ネットリテラシーを伝えられない第一世代の子供、それが第三世代に反映されてるんです。
ネット使った事ない俺の友達はネットの怖さなんて子供に伝えてないんだよね。
そりゃコンビニのアイス販売機の中に入るよね。だって面白いし注目されるもん。
この価値観が、圧倒的に違うのが今続々と誕生してる第三世代の人。
顔出しするのも怖くない、実名も怖くない。
俺ら第一世代からすれば、こんなことあり得ないですよ。
それはシバターさんも同じこと言ってました。
あの人と僕は第一世代です。話が思いっきりリンクしてる。
僕が言いたいのが『第一世代』⇒『第三世代』という遺伝関係を知るべき、ということです。
Youtubeで分かりやすく伝えます。
ヒカキンさん(1989年生まれ)
あの人は第一世代(1985年前後)から第二世代(1995世代)のハイブリッド世代ですね。
第二世代と区分しますが、今の第三世代の人が見てるYoutuberは、第二世代の人がメイン。
しかし、親は私のような第一世代なわけ。
ってことは、第一世代の親が正しいネットリテラシーを教えないとおかしくなるのは仕方ないわけで。
第三世代が生まれた時が2005年前後ってことは、物心ついたのが8歳9歳でしょ?
おそらく2012年の東北大震災とかを、Youtube動画で親に見させられたり先生に見させられたりしてるかもしれない。
2012年の時代はツイッターもフェイスブックもありましたし、ほぼ2019年の現代とSNS周りは変わらないわけで。
ってことは、デジタルネイティブ第三世代の人たちは、ネットが当たり前どころじゃなくて『生活必需品』になってますね。
ファミコンやセガサターンなんて自分が生まれる10年20年前のものであり、レトロ過ぎて画像を見るだけで笑っちゃうでしょう。
35歳前後の僕が白黒テレビ観たら『なんだこれ』っていうようなものだと思います。
ここに第一、第二、第三の理論が仮完成しました。
まとめ 各世代の認識から予測する『デジタルネイティブ新世代』とは?
第四世代の予想をしたいと思います。
※2019年時の年齢
第一世代……1985年前後生まれ(現在34歳前後)
第二世代……1995年前後生まれ(現在24歳前後)
第三世代……2005年前後生まれ(現在14歳前後)
第四世代……2015年前後生まれ(現在4歳)
第一、二世代の子孫⇒第四世代
この現在は4歳の子が、10年経ったら2029年ですね。
2029年……。
予測しようと自分で書いたけど、分からん(笑)
でも、一つ確かなことを書きますね。
自動運転と5G回線が取り巻く環境は完成されている。
第三世代と第四世代は、きっと大きく違うと思うのです。
私の中では第二世代と第三世代はそこまで大差がありません。
どちらも物心ついた時にはネット上に『ミクシィ』のようなものがあった世代です。
しかし、第三世代と第四世代はガジェット周りが発展してるので、なんか『手ブレが起きるカメラ』とかあり得ないってなってそうなんですよね。
後はスマホという端末自体が『お父さんが前に使ってた~!』ってなって、折り畳みの超小型スマホにスイッチしてそうな。
第一世代の自分からすれば『なんじゃそりゃ』ってなるようなものが、当たり前にある世界。
これは第三世代の人と大きく違うでしょうね。
ネット周りの成熟性はもう飽和しているので、端末系の話でビックリすると思います。
うーん、こうやって考えると自分がドンドン化石になっていくのが分かりますが、まるで戦争中の悲惨さを伝える老人のように『デジタルネイティブ第一世代の面白かったこと』を沢山書いていこうと決心しました(笑)
新しい用語がポンポン飛び出す…勉強しないとですね。