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生活 雑学集

『暗いところで本を読むと目が悪くなる!』は嘘!?

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子供の頃、大好きなマンガに夢中になっていたら、いつの間にか日が落ちて部屋の中が暗くなっていた…なんて経験ありませんか?

そんな時はよくお母さんに「そんなところで本を読んでいたら目が悪くなるわよ!ちゃんと電気つけなさい!」とよく怒られたものです。

でも実はこれは全くの嘘で、暗いところで本を読んでも目が悪くなるわけではないのです!
もちろん医学的根拠もありません。

確かに、暗いところで本を読むという行動は眼球に疲労を与えてしまいますが、問題は『暗さ』ではなく『距離』にありました。

 

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目が悪くなる原因は距離

人間の目は、暗いところでは少しでも多くの光を取り入れようとして瞳孔を開きます。
しかし、本を読むなど近くを見る場合は、逆に瞳孔は閉じるのです。

このように、瞳孔が真逆に働こうとすることで、眼球や目の周りの筋肉が疲労して、目がかすんだり疲れて痛くなったりするんですね。

この『近くでものを見る』行為が視力低下を招いていますが、本だけではなく近頃はスマホも問題になってきていますね。

日本人の多くは近視です。

その要因は主に遺伝的なものと環境的なものですが、環境的なものが要因となっているのがスマホやテレビ、パソコン、読書といったものです。

現代社会ではどうしてもそういったものを使うことが多くなりがちですが、視力低下を防ぐためにも近くばかり見るのではなく、時々遠くを見てしっかりと目をリラックスさせることが大切ですね。

とは言っても、中には「もうじゅうぶん悪くなってるから手遅れだよ!」という人もいるでしょう。

そんな人も諦めないで下さい。
今からでも心がければ視力低下を防げることがあります。

視力低下を食い止める2つの方法!

まず、視力低下は近距離で焦点をずっと合わせ続けることで進行してしまいます。

注意するのは距離。
あなたはスマホや本などを見る時に、目との距離が10センチ~15センチほどの近距離になっていませんか?

読書やネットサーフィンをしているとついつい何時間も過ぎてしまいますから、その間ずっと目は休むことなく見続けていることになりますね。

視力低下を防ぐ方法の1つは『距離をしっかり離すこと』です。

日本眼科医会によると、理想は50センチ離れた状態を推奨しています。

 

「50センチも離れてたら寝ながら見れないよ!」

 

という人もいるかと思いますが、まさにその通り。
寝ながらの読書やネットサーフィンではなく、きちんと椅子に座って見ることが大切ですね。

寝転んだ状態ではそもそも睡眠時間も短くなってしまいます。
布団の中でスマホや読書をやめたら、ぐっすり眠れるようになった!との声もあり、目だけではなく体の健康にもとっても良いことばかりですね。

そしてもう1つは『連続で見続けるのではなくきちんと目を休ませる』ということです。

 

日本眼科医会によると、スマホの連続使用は50分までと推奨されているようですね。

昔、ゲームに夢中になっていた時は、母親から「ゲームは一日30分まで!」と厳しく言われていましたが、それもきっと視力低下を防ぐために、目のことを考えて言ってくれていたのだなと思います。

また、近距離と遠距離を交互に見ることで、目のピント調整をする筋肉が凝り固まることを防ぐことができます。

近くを見ている途中で、遠くを見て違うピントを合わせるといったことですね。

 

たまに違う距離にピントを合わせた時に、すぐにピントが合わずに視界がぼやーっとしてしまうことはありませんか?

これがまさに凝り固まっている証拠です。

目を酷使した後は、目を閉じて休ませることも大切です。

この時、ホットタオルを目に当てると、目の周りの血行も良くなりますし、眼精疲労が和らぎますよ。

「なんだか目が疲れたな…」

と思ったらぜひ試してみて下さいね。

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