ユートピア時代の到来なのか、ディストピア時代の到来なのか。
こんにちは、いちたです。
遂に2019年が始まり、5G時代の到来です。
5Gってなに?っていう人の為に、超分かりやすく解説しますが、ネットワーク速度がめっちゃ早くなります。
『今でもクソ早いじゃん!』
っていう人もいると思いますが、今の数百倍速くなります。
『早くなったら何がどうなるの?スマホアプリゲームが課金しやすくなるの?』
と疑問が湧いて止まらないのがテクノロジーの世界。
IT作家を名乗って、IT小説で賞レース最終選考に3回残ったこともある私がそれなりにペラい解説をしましょう(´ε` )
※これから書くことは8割くらいは合ってるレベルで書くので、そこはご了承しながらご覧ください。
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30代の人は1G~5Gまで全部体験していますよ
まず最初に断っておきたいのが、5Gの前に……4Gやら3Gっていつどうなってたの?っていう疑問。
あの、今30代の人って、ちゃんと1G~4Gまで全て体験してるって知ってました?
これがなんか『G』(ジェネレーション)の話をしてるので、違和感が半端ないんですけど、docomo(ドコモ)を例に出せばすぐにシックリ来るんです。
まず最初の車載携帯とか、平野ノラさんが持ってるクソデカイ携帯電話ありますよね。
あれが1G的なアレです。
(正確には違いますが)
次にドコモで大ヒットしたN502という携帯がありました。
今の10代~20代の人は知らないかもしれないけれど、日本の中学生高校生で『N502で非ずんば、人で非ず』とまでなった社会的ムーブメントを起こした携帯電話です。
折り畳み携帯がみんな欲しくて、思春期の頃の僕の周りの女子はみんな持ってましたね。
NかDで携帯が固まってました。あれが2G。
三菱かNECが覇権を取っていた時代があるんですね、ついこの前のような感じする。
あの頃の想い出は、後藤●希さんのアイコラ画像を一晩かけてDLしまくってたらパケット代が半端ない事になって怒られた記憶があります(´ε` )
2000年代に入って出てきたのが3G。
この3G規格、言葉を聞いたこと無いよって人多いと思うんですけど『FOMA(フォーマ)』って言葉を知ってる20代の人も多いと思います。
あれが3G携帯です。
第3世代移動通信システム(3G)で、FOMA(フォーマ)とは、NTTドコモのIMT-2000 (W-CDMA) サービス。
英語: Freedom Of Mobile multimedia Accessらしいです。
このFOMAも2020年代半ばにサービスが終了する、とドコモの社長が話してました。
まぁ4Gスマホが普及した今はそうなるのでしょう。
で、その4Gですが、これは『4G/LTE』と呼ばれて私たちが普段使いしてるスマホに入ってる技術です。
iphoneで言えば、iPhone4あたりからLTEの技術が搭載されました。
2010年にLTEが承認されて、なんかそこら辺からスマホが早くなったとかうんたらニュースになって、気づいたら今に至る。
なんか、正確には3.9Gの技術らしいのですが、それが4Gって名乗っていいよということで今4Gになってる(っぽい)。
こうやって携帯電話の通信規格を日本語に直して考えてみたら、技術の進歩をめちゃくちゃ実感しません?
今の10代の子は絶対知らないだろうけど、昔はJAVAで数メガのゲームデータ落とすだけでひぃひぃしてたんですよ。
テレホーダイタイムにアダル●サイトにアクセスしてた、僕のような中学生時代を送った方には4Gですら『すげぇ』と毎日驚いています。
あれから20年経たないでこうなってんだからこの世はすげぇわ。
ってことで、5Gの話。
5G(第5世代移動通信システム)になると何がどうなるの?
5Gの技術は自動運転やAIに活かされる、というのがもっぱらの噂です。
大容量通信を活かして、自動運転のデータをリアルタイムで取得する事が可能。
僕もこの記事を書く前に、YOUTUBEで5Gで何ができるのかをそれなりに調べたらビックリしたニュースがこれ。
『リアルタイムで路面状況や混雑状況を画面に表示して、最新のデータを得る』
まさにAI時代の未来の車技術。
流石富士通、FMVって所ですね。
後は……。
これがスポーツをより楽しくしてくれると言われてる目玉が、ゴールシーン等の生中継。
サッカーでゴールが入った瞬間、大画面でみんなで振り返るのではなくて自分の端末に、ゴールシーンがリアルタイムで写される。
つまり、会場にいながらスマホも同時に見ることで、おそらく定点カメラにアクセス可能になる、という感じです。
『今のゴールシーン、ゴール裏から見たい!!』
って時に、超高速処理された情報がスマホで受信できる。それって興奮度が更に増しますよね。
いつもサッカー観てて思うんですけど、あんなに大量のカメラがあるけれど切り替え要らないなって思う時あるんです。
そういう疑問を解決してくれるのが5G。
『俺はウイイレよろしく横画面でサッカーがずーっと見たいんだ!』という人の夢を、まず叶えてくれる。
って事は、他のスポーツもそうでしょうね。
スノボーで引きの絵でハーフパイプが見られるとか、逆にアップの瞬間だけを見られるとか。
私たち個人個人が見たいシーンを、リアルタイムで配信してくれるようになります。
これだけ聞くと『今の4G???でも出来るんじゃ?』と思う方もいるでしょう。
なんか、4Gは回線がパンパンらしいですよ。
それで人口も増えてスマホ持つ人間も増えてきて、もう足りないから世界的に5Gの登場が望まれてるのが現状。
ですが、そんな無敵の5G回線にも欠点があります。
通常の通信では、アンテナの基地局からデータを受信してるイメージですが、5Gで使う周波数はより高い周波数を使うらしくて、中継地点が必要らしいのです。
つまり、私たちの身の回りにその基地局がないと5Gの性能がフルに発揮されない。
『じゃあ基地局で金がかかるじゃん!』
そんな問題を解決するのが……。
『マンホール型』の中継基地です。ドコモが開発して実用化させるとかなんとか。
発想が凄いよね。
マンホールなんて全国どこでもあるし、そこに埋め込むことでどこでも高速インフラを享受できるようになるとか……。
時代はとんでもない方向に進みそう。
さて、ここからはウソかホントか、5Gの未来について。
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5Gがもたらすユートピア?ディストピア?
まず可能になるのが『ホログラム電話』です。
最近のスマホ、前面に二個カメラが付いたりしてますよね?
あの技術がより発展すれば、目の前の光景が3Dで取り込まれる事になります。
ってことは、その光景を5Gの高速通信を用いることでホログラム化して、私たちの目の前にやってくることに。
目の前でアイドルが踊る時代がマジで来るってことですね。
特に最近流行りのバーチャルYoutuberなんて、動画を見て楽しむのがメイン。
それが……目の前に投影される事になりかねないってなったら、バカ売れするだろうね。
これを活かせば、もうリアルで3Dオンラインゲームができるってこと。
例えば、ダークソウルみたいな美麗CGのゲームが、3Dでプレイ出来たら面白くないですか?
ゲームの中の3Dじゃなくて、現実の中の奥行です。
これって話が全く変わってきて『ゼルダの伝説VRオンライン』とかいうゲームができるってことになりますね。
ポケモンGOがAR技術を用いて今稼働していますが、ポケモンが目の前に表れるのが画面の中だけじゃなくなるってこと。
あなたのスマホがそれを投影できるようになります。
何をするのにも、大容量の通信を安定して多数の人間に供給するというのは必要不可欠なわけで。
僕らは今、スムーズに『ネットフリックス』とか受け入れてますが、よく考えたらアレってめっちゃ凄い。
だって月額1200円払ったら映画見放題なんですよ。
レンタルビデオ屋が廃れる理由もわかるが、それを実現可能にした通信インフラの発展が凄いんですね。
ここからは僕の想像を入れて書きます。
IT作家の出番です。
5Gによる超監視社会のスタート
先ほど、富士通のシステムの話……しましたよね。
実際の路面状況を通じて、それを投影してくれる…と。
これからコンピューターがより高速化し、通信も高速化すれば……。
世界の様子が、ずーっとカメラで映し出されることが可能になります。
例えば定点カメラの映像がありますが、これを日本中に配置することと、それをリアルタイムで処理するパソコンと、通信網の3つがそろえば……。
1人の人間の行動が24時間監視できる未来が必ず来るってこと。
安田大サーカスのクロちゃん密着24時が365日行われることになる。
「水ダウ」クロちゃん"檻公開"企画の大混乱を番組で謝罪「深くおわび」https://t.co/3HxNHP0JeY
— LINE NEWS (@news_line_me) 2019年1月10日
これが僕たち個人個人に適用可能になるってことは、犯罪なんて出来る人間が一人もいなくなるよねって話。
カメラはある。
処理端末もある。
後は、データを送受信する高速通信網だけ。
ディストピアの完成。
多分、いつかどこかで世界的に『お前ら監視し過ぎだろ』という内容の会議がなされることになります。
中国様はそんなのお構いなしにディストピア社会を現在進行形で形成していますよね。
国民の頑張り度合いを点数化する、というのは大きなニュースになりました。
それが……より発展するってこと。
SF映画の話になる。
無人ドローンが活躍する為には、リアルタイムで位置情報を大量に送信しなければならないらしい。
5Gによってそれが可能になるってことは、2030年くらいに空を見たらドローンが飛びまくってるってあり得るよ。
自動運転技術も5G頼りです。
通信インフラの4Gが標準化してるせいで、TUTA●Aやブックオ●が潰れかけてるんですよ。
ってことは、自動運転と無人ドローンが物流の姿を変えるし、車載カメラの映像を国が入手しまくれるように必ずなる。
それは私たちにバレないように(実際にはバレてるんだけど、普段は気づかない感じに)進行する。
おそらく自動運転の車を買う時、一文が盛り込まれてるはずです。
『当該車は通信センターに5G規格を使ってデータ通信を行っています。それをご了承の上で購入頂けますか?』
はい/いいえ
こんなもん、スマホの購入する時のクソ長ったらしい規約にサインするのと同じで、まともに読む人間が少ないですよ。
そのデータ通信というのは国が必ずアクセス可能になってるはず。
今のインターネットですらそうですよね。プロバイダに開示命令を出せば警察はいつでもデータ内容を見ることができる。
だから、僕がこのブログで超大量殺人予告とかしたら2秒で捕まる訳だ。
良い事ばかりがあるのが5Gってわけじゃなさそう。
すでにGPSで営業がサボれない世の中になってたりするわけで……。
これも僕の想像で語りますね。
おそらく『家庭内3D読み込み装置』という感じで、カメラが9台くらい入ったセットが販売されるはずです。
それを自宅の四方八方に設置することで、3D映像を相手に飛ばすことができる。
飛ばされた相手は、リアルタイムで相手の全体像を見ることができる。
『スワイプ』して見たい位置を調整したりして、相手とより高密度なふれあいを可能にするはずです。
遠隔地に住んでるおばあちゃんと毎日会えるっていうのは、需要がめちゃくちゃありますよね。
(すでにそういうことを研究してテストしてる企業があったとニュースでやってました)
この情報処理を5Gがなんとかしてくれるわけで。
まぁ、考え出せばキリがないのでここら辺で。
5Gが2020年の東京オリンピックで登場するので、今年は一年前ってことでより話題に登場することでしょう。
最後に。
超大量の通信データをリアルタイムで受信可能って事は。
戦闘状況を遠隔地でもタイムラグ無しで受け取れるってこと。
つまり、無人の戦闘を可能にします。
まぁ人間が攻め込むより、無人ドローンにピストル持たせて突っ込ませた方が戦果が期待できるでしょうね。