初夢に見るととっても縁起がいいとされているものとして『一富士、二鷹、三茄子』は有名ですよね。
これが初夢に出てくると、その年はとてもいい一年が送れるとされています。
…私は今までの人生で一度も見たことはありませんが(笑)
実はこの一富士、二鷹、三茄子に続きがあることはご存知でしょうか?
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琵琶法師が夢に出てくると縁起が良い!?
あまり知られていませんが『四扇』『五煙草』『六座頭』と続きます。
座等とは盲目の僧である琵琶法師のことです。
一体それぞれにどんな意味があるのでしょう?
諸説がありますが、
富士山は日本一の山。
鷹は賢くて強い鳥。
茄子は成す。
という縁起の良い言葉を引っ掛けているからとも言われています。
そして『四扇』『五煙草』『六座頭』はそれぞれ『一富士』『二鷹』『三茄子』に対応しています。
富士山と扇はどちらも末に広がっていますね。
これは子孫や商売の繁栄を表しています。
鷹と煙草はどちらとも上に上がっていくことから運気上昇を意味します。
茄子と座頭はどちらも毛がないことから、怪我ない…と!(笑)
確かに両方つるつるしています。
この中のどれでもいいから、夢の中に出てきてほしいですね。
他にも江戸時代の文献には既にこの言葉が使われており、徳川家康が好んだとされる『富士山』『鷹狩り』『初物の茄子』からきているという説もあります。
また『四葬礼五雪隠(よんそうろうごせっちん)』というものあり、葬礼はそのままお葬式という意味。
雪隠はトイレですね。
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確かに夢の中での良くないものは逆夢とも呼ばれ、逆に良いことだ!と言われることがありますが、これに関しては物ずきがあとから加えた地口にすぎないであろうともされています。
一富士、二鷹、三茄子は最も有名は縁起のいい夢ですが、他にも見ると縁起がいいと言われる夢はあるのでしょうか?
【必見!】一富士、二鷹、三茄子だけじゃない!幸福を暗示する初夢!
火事や地震の夢
これは古いものが壊れることを意味するのだとか。
古いものから新しいものへと変わる変革の夢。
火事や地震の初夢を見たら、その年は過去にとらわれずに新しいことへ思いっきりチャレンジしていくといいかもしれませんね。
血液が出てくる夢
「え…そんなグロい夢見たくない(汗)」と思う人もいるかもしれませんが、血液は自分の生命力やエネルギーを表します。
例え夢の中の自分が怪我をして血を大量に流していたとしても、それは現実で自分が大怪我をする暗示などではありません。
純粋に生命力が満ち溢れて今後更に大きく発展していくことを意味します。
死ぬ夢
死=今の自分の終わりです。
そして、終わると同時に再生の意味もあります。
つまり新らしい変化に前向きになれることの暗示ですね。
自分が死ぬ夢は確かに怖いですし不安を感じてしまうかもしれません。
ですが、ただ死ぬだけではなく過去の清算をし、生まれ変わる…つまり新たなチャンスが巡ってくるということですから心配になる必要はないですよ。
ちなみに初夢は、昔の資料では大晦日から元旦に見る夢だと言われていたり、元旦の夜に見る夢が初夢なのだと諸説があります。
現在では、元日の夜から2日に掛けてみる夢だと考えるのが一般的ですね。
そういえば子供の頃は、夢の内容を誰かに話すとせっかくいい夢を見ても叶わなくなってしまう、というジンクスを信じていました。
逆に悪い夢を見た時は絶対に叶って欲しくないので周りに話しまくっていましたね(笑)
ただの夢だと言われてしまえばそれまでかもしれませんが、夢は時として大事なメッセージを秘めていたり、大切なことに気付かせてくれるものでもあります。
せっかく見るなら縁起のいい夢を見て、一日ハッピーに過ごしたいですよね。