ゲートボールってありますね。
ご老人の方々が公園でなんかやってるアレです。
全く面白さが分からなかったのですが、大人になれば楽しさが分かるよ、って昔おじいちゃんに言われました。
子供の頃は『老人の遊びだ!』なんて指さしてたものですが、実は『ゲートボール』は子供向けに作られたって知ってましたか?
そして現代の子供たちの遊びが原因で、ある重大な問題が迫っています。
スポンサードリンク
子供向けに作られたスポーツ『ゲートボール』
ゲートボールは、1947年に作られた日本発祥のスポーツです。
高齢者向けではなく、貧しい子供でも遊べるように、と考案されたものです。
1947年、鈴木栄治(のちに改名して和伸となる)が北海道芽室町において、クロッケーをヒントに考案した。
元々は太平洋戦争後の物資不足で遊び道具のない子供のため、また子供の不良化防止のために作られた遊びだったが、高度経済成長期に高齢者向けスポーツとして爆発的に流行、現在では日本だけでなくアジア各国にも普及している。
まぁ、そりゃ子供は走り回りたいからサッカーするわな。
と突っ込みたいところですが、なんとゲートボールは世界選手権も開かれるくらい人気だったりするんですね。
世界でも人気って知らなかったです。
今時の子供は遊びを作らない?
現代の子供の遊び=ゲーム、スマホが定番ですが、それによってもたらされる弊害は『運動不足』ですよね。
まぁアリガチな話ですが、実はもう一つの大問題があるそうです。
それは『自分たちで遊びや遊びのルールを作らない問題』です。
というのも、決められたルールで遊ぶのがゲーム、ですよね。
PS4の中でしか決められた動きしか出来ません。
そういうスマホとかゲームとかに慣れてしまうと、実は失われるのは『創造性(クリエイティビティ)』なんですね。
だから、現代っ子は『何か物を扱う事は凄く得意だが、自分で考えることは苦手』と言われています。
確かに、私が小さい頃はまだ表を走り回っていた時代だったので、キックベースをしてても『ここまでの線越えたらホームランね!』みたいな提案をみんなでしてた気がする。
その時に考慮するのは、集まった子供たちの平均値をみますよね。
無意識で判断していましたが、みんなここまでしか蹴れない、というの考慮して『ここまでね!』みたいな。
まぁ、大人になった今、改めて考えてみると……。
操作が上手 <<< 創造性が豊か
どっちが金や経験になるって、明白です。
ゲームで培った操作技術は、確かに凄いです。
が、それは大人になってからでも十分に伸ばせます。っていうか慣れて勝手に早くなります。
それに比べて創造性が豊かな方がお金にもなるし、夢にも繋がります。
今小さい子供は、Youtubeを見まくっている影響で『受け身』がちと言われていますね。
もっと外で遊べるような環境を作ってあげないといけないなぁ、なんて一人の大人として考えてしまう。
そう考えたら、ルールが決められた中で遊ぶゲームって成長の妨げになるなぁ…。
子供の自由度を伸ばす為にも、少し考える余地はありそうですね。