犬は種類によって頭の良し悪しにかなりの差があることを知っていますか?
ポピュラーな犬種で言うと、たとえばプードルは学者犬とも呼ばれるくらい頭の良い犬です。
逆にあまりお利口さんではないというか、なかなかしつけるのが難しい犬もいます。
それはポメラニアン。
性格もちゃらんぽらんな子が多く、一度いたずら癖がついたら大変です。
ブルドックも知能が高い犬とは言えません。
だからといってその種類の子全部がお利口さんではない、というわけではありませんよ!
中にはちゃんと飼い主の言うことを聞く、賢い子もいます。
まぁ…私は賢すぎる犬よりは、多少お馬鹿なわんちゃんのほうが可愛いなと思いますが(笑)
でもせっかく飼うなら、あまりいたずらをしない賢いわんちゃんに育てたいですよね?
今回はどうしたら賢い犬に育てることができるのか、また困った犬にはどう対処したらいいのかをご紹介します。
目次
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きちんと懐かせるなら子犬から飼うのがベスト!
一般的に、犬のしつけは早いうちに始めたほうがいいと言われています。
だいたい生後40日から60日のくらいの子犬が良いでしょう。
生まれたばかりでまだ目や耳など、身体の機能が発達しきっていない頃にたっぷり可愛がってあげると、飼い主への信頼性も強くなります。
この時期はしつけの適齢期と呼ばれていて、やっていい事と悪い事を覚えさせるにはぴったりの時期なのです。
本来、犬は集団で生活する動物です。
群れの中にはリーダーが存在していて、そのグループの犬たちはリーダーに従わなければいけません。
犬のその習性を生かして、飼い主はリーダーなんだよということをしっかり覚えさせましょう。
無駄吠えをやめさせる正しい方法
困った犬の問題行動として『無駄吠え』というものがあります。
何かをしてほしいと要求している時に吠えたり、インターホンが鳴ったり誰か来た時に興奮して吠えてしまったり…
犬を飼っている人なら
「どうしてこんなに吠えるの?』と思うことがたくさんあるのではないでしょうか?
『この子はそういう性格なんだ』と決めつけて何も手立てを講じない人もいますが、諦めるのは早いですよ。
まずは次のような方法を試してみましょう。
・寝室に人肌程度の湯たんぽや、いつも遊んでいるおもちゃを入れてみる。
・飼い主の肌着など、飼い主の匂いがするものを寝室に入れてあげる。
・十分にごはんを与える。
・きちんと散歩に連れていく。
飼い主の匂いがするものを入れてあげることで不安が和らぎ、安心して大人しくなる犬もいます。
また、吠える理由として十分に食べ物与えなかったり散歩に連れて行かないなど、飼い主がしっかりお世話ができていないことが理由の場合もあります。
犬を欲求不満にさせてしまっている原因を作っていないか、一度自分の育て方を見直してみましょう。
頭の賢い犬を飼う
冒頭でも少し話しましたが、犬種によって頭の良し悪しはかなり違います。
これから犬を飼おうと思っている人は、どうせならしつけのしやすい賢い犬を選ぶというのもアリかもしれませんね。
ぜひ参考にしてみてください。
ボーダー・コリー
全犬種の中で一番知能が高いと言われています。
なんと人間の言葉を1000以上も覚えられるとか…!?
ジャーマン・シェパード
警察犬として世界で活躍していますよね。
頭が良いだけではなく、忠誠心や服従心もとっても強いんです。
ゴールデン・レトリバー
ゴールデン・レトリバーといえば介助犬のイメージが強いでしょうか?
性格もとても温和で人懐っこく、しつけもしやすいので言うことも聞きやすい犬種です。
プードル
学習能力が高く、自立心や思考力も見られます。
日本ではなんとセラピー犬として活躍していますよ!見た目も可愛い、頭も賢い。
初心者におすすめの犬種ですね。
まとめ 賢い犬に育てるのは飼い主次第!
犬は飼い主に似るとよく言われますが、よく吠えたり問題行動が多い犬は、案外飼い主がそうさせてしまっているところがあるかもしれません。
コミュニケーションをしっかり取って、お互いの信頼関係を築いていくことが『賢い犬』への第一歩ですね。