平昌オリンピックで連日興奮している僕です、こんばんは。
2月18日に女子500Mのスピードスケートで、小平奈緒選手が金メダルを獲りましたね!
1発勝負にかける意気込み、という緊張感が画面を通して伝わってきて、観てるこちらまで緊張してきました。
張りつめた空気の中で、よくオリンピックレコードで勝てますね……。
W杯15連勝とか、勝って当たり前みたいな空気の1発勝負で結果を出すって……。
異次元過ぎて、凄さが分からないです……(笑)
ただ思う。
すげぇカッコ良かった。
顔つきが凛々しい、ってこういう事を言うのかなと。
本気になった人間の顔は、見る者を圧倒しますよね。
そんな中で、TBSアナウンサーの『言葉遣い』がネットで問題になってて気になりました。
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『獣』と例えた事に非難が殺到??本当か??
TBSのアナウンサが小平選手の滑りを見て『獣のよう』と書いたことにネット上で『女性に失礼』などという事がささやかれている、とのことですが。
どうなんでしょうね。
小平選手は『獣かどうか分からないですけど、躍動感あるレースが出来たと思います』と、苦笑しながらコメントしている事から、気にしてない様子には感じられます。
この表現が100点か、と言われたら、確かに違うかもしれません。
プロのアナウンサーであれば、語彙力、という物が問われるべきですし、自分の感情が入ってしまってはいけないのもあります。
その場のTPOに応じた最適解を言わなければ、視聴者が疑問に思うのも分かります。
しかしですね、私は思うんですけど…。
過剰反応し過ぎじゃないですか?
そしてこのことをヤフーに持ってくるって……(笑)
吉田沙保里選手に対しては霊長類最強とか、そっちの方が人権無視な言い方に聞こえますが。
それはよくて、小平選手の『獣のような』という言葉は聞き捨てならない、というような。
個人的な意見ですが、ホントどうでもいい。
私は小平選手が獣のようだったと思いますよ。
チーターと表現した方がもっと良かったと思いますが、滑っている時の眼を見たら狩りに行くような、そんな眼差しに見えました。
スピードスケートの選手全員に言えますが、集中し過ぎててみんな美しかったし。
滑ってる瞬間の手足の連動は、4足歩行動物になってると思いましたね。
選手全員がチーター化してるでしょう。
とか書けば、こういう発言も女性軽視とかになるのだろうか(笑)
確かに、プロのアナウンサーとしては最適じゃなかったかもしれませんが、ネットニュースに上がるくらいか?と疑問を持たざるを得ない(笑)
細かすぎる気がします。
生きづらい世の中になるから、SNSは早く免許制度にしましょう。
そもそも語彙力の鍛え方とは?
私も作家ですから、言葉の語彙力や言い回し等、工夫をするようにはしています。
していますが、全然下手くそで、そんな下手くそな自分に嫌気が差します。
その度に辞書を引いて言い回しを考えたりとか、ネットで違う語句を探すなんて日常茶飯事。
作家はみんなそうやって語彙力を高めてる、と思えばやるしか無いんですけどね。
私が思うに、語彙力を増やす為には『自分が普段読まない物』を読んで鍛えるしか方法が無いと思うんですね。
漫画ばかり読んでいる人は、漫画で使っているような言い回しになると思います。
だから、小説とかを読めば言葉の練習にはなりますね。
それでも語彙力の鍛え方って、かなり難しいなと日夜実感しています。
『普段から言い回しを考える癖をつける』しかないと思うんです。
咄嗟に出すアナウンサーなら、言い方を考えなければいけないわけで。
形容する例えが悪いと、今回みたいな非難を受けかねない。
その点、昔アテネオリンピックの体操で、NHK刈屋富士雄アナウンサーが放った名言。
「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ」
伝説の名言として、今も語り継がれていますね。
そんな刈屋富士雄アナウンサーは、なぜあの言葉が出たのか。
それを紐解くヒントは、日本チームの主将だった米田選手が言っていました。
「刈屋さんは取材にも来てくれましたし、体操の事も知っていた」
スポーツアナウンサーという仕事は、限られた時間の中で取材や勉強をして、そこで言葉を選ぶ。
語彙力を考える時に、事前に準備をしているというのは大事な要素なんですね。
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どういう風に話すべきだったのかを自分で考えてみる
ではなんと形容すれば良かったのかを、勝手に考えてみる。
一番無難なのは『鋭い瞳で、ゴールを見据えています』とか……?
しかし、解説者の黒岩敏幸さんが『獲物を狙うような感じで』と言ったので、TBSのアナウンサーの方が『獣のよう』と例えた事実がありますね。
となると、鋭い瞳で……というのは無難過ぎる気がする。
やはり動物だ。
『獣のような』が女性に失礼というのであれば、ここは早くて、かつキレイな動物の方が良い。
チーターや、ヒョウと言った動物がふさわしい。
ヒョウ柄とかありますし。
その中で、最速の動物はチーターです。
『チーターのようなしなやかな滑りと瞳で、ゴールを狙っています』というような具合だろうか。
多分、ライオンというのは違う気がする。
強いイメージなので、格闘技向きな言葉ではないだろうか。
うーん、この表現一つとってもセンスが非常に問われる……。
アナウンサーは事前に言葉選びを用意している、とはいえ、解説者との兼ね合いもあるので急な対応もしなければならないわけだ。
そう考えると凄い仕事だなぁ……。
他の言い方を考える、と言いましたが、私は『チーターのような』が一番視聴者に伝わりやすく、かつ女性を形容するのに美しさもあるので正解かなと思いました。
ガンダムで例えるなら、モノアイが光る3倍速のシャアみたいな。
スタート前なんて明鏡止水な感じですよね。金色に光るんじゃねぇのかな。
っていう、ガンダム好きにしか分からないような事を、あんまりブログで書かないようにと気を付けてますが、私は書く時は書きます。
これは私のブログなので、どう形容しようが私の自由です。
(侮蔑や差別発言はダメよ)
僕はEXAMシステムのように、お前は完全に切り替わったよな!と言われたら嬉しいですね(笑)
まぁ、アナウンサーならもっと上手く言えよ、という場面は多々あるので気持ちは分かりますが、今回の事は過剰過ぎると思ったので。
どうでもいいんですけど、語彙力という事を考えるきっかけにはなりましたね。
今日はこの辺で。