3月初旬、雛乃木まやさんとの打ち合わせでこんな事を思いついてしまった私。
『なんかさー恋愛ゲームやんね?それシミュレーション風にしてさ、もうゲームっぽくやらね?』
まやさんが『シナリオどうするの?』と聞いてくる時は、ほぼ100%『お前がやれ』という事です。
バーチャルYoutuber=アニメ絵=ゲームっぽい=恋愛SLG
この完璧な図式が頭に浮かんでしまった私は、もうどうしようもない制作衝動に駆られることに。
クリエイターなら誰しもが感じた事ある『作りたい!!』という欲求ですね。
先に動画が気になるよ!という方の為にリンクを。
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『まや巫女めもりある』のストーリーについて
何も考えずに、私はまやさんにこう告げました。
『分かりました。シナリオ書きます(´ε` )』
これは私の創作スタイルですが、まずオチを考える。
話のオチとして、どうなったら一番キレイに終われるのか?を考えます。
その結果、まぁ動画の通りになります。
(観てない人はぜひ見てね!)
それが良いか悪いかは別として、大衆ウケさせるようにしなければならない&面白くしないといけないわけで。
察しの通り、『まや巫女めもりある』という作品はシナリオが10割で、まやさんはほとんどCVとしての参戦です。
変なオチにするわけにも行かないし、かといってかっちり決めすぎるのも行けないなと最初思いました。
そこからの執筆は比較的早く終了。
大事なのは、現実の視聴者様の気持ちと、雛乃木まやをリンクさせること。
その為に『インターネットで応援する』という主人公=視聴者様という図式にしました。
動画を観て閲覧数を少しでもあげてくれる皆さま、ツイートをしてくださる皆さまなど、全ての方が『まや巫女めもりある』の主人公です。
後は特に書くことはありません(笑)
動画の通りな感じです。
『まや巫女めもりある』の動画編集について
コンセプトが一つだけあって、これを意識していたが為に1日6,7時間の作業を1か月間強いられる事に。
あんな動画で1か月かかったの!?と驚かれる方がいるかもしれませんが、かかりました…。
(まだまだ未熟です)
まず私のコンセプトとしては『本当にゲームでありそう』というところ。
ただ、その一点です。
もうそれだけしか考えていませんでした。
演出10割で、いかにゲームっぽく見せられるかが勝負であって。
素材集めだけで軽く10時間は超えました(笑)
となると必要なのは、既存の恋愛シミュレーションゲームでありそうな『会話フレーム』とか『タイトル』の問題。
こちらの空想曲線様には凄くお世話になりました。
こちらで感謝の言葉を述べさせていただきます。また使わせてください((+_+))
視聴者の気持ちを考えると、細かいところを徹底的に追求しないと面白みがないな、と感じる。
後はかゆい所に手が届くように、セリフを出すタイミングも全て調整。
(最終5話目だけはズレ始めてるのはナイショ)
観たら分かるのですが、ちょっとバラバラなタイミングで会話が進行しています。
あの元ネタはなぜああなるかって、こういう事です。
会話を1フレームずつで調整するだけ。
だから、バーチャルYoutuberは誰だってこのような『恋愛SLG風』動画を作る事が出来るという事ですね。
根気よくやればなせばなる、それだけですよ!
しかし、作れば作るほど『あの演出を入れよう』とか『このエフェクトをかけよう』と、妄想が止まらない止まらない。
本当に動画編集に凝り出すと、キリがない事を悟りました。
そして、このキリがないようなくらいがクリエイターとして最高の状態ではあるんですよね…。
現実としては納期が迫ってきているわけで、雛乃木まやさんの誕生日に合わせないといけない。
3月初旬にこの動画制作を始めて、終わったのが4月12日です。
それでもまだイジりたい、そう思ってしまうのは『雛乃木まや』という素材の魅力(魔力)でしょうか…?
世のゲームを作る人の苦労がすっごく分かった
今までの動画でもかなり苦労して色々と覚えてきましたが、『まや巫女めもりある』の動画に関しては凄く沢山勉強させられましたね。
流石に5本の動画を編集するのは超キツい。
マジで死ぬかと思って、言い出したのは自分なのに『どうしよう』とテンパったのも自分という情けない事に(笑)
おかげ様で、作品の価値はどうであれ、いちたというクリエイターとしては凄く大きく成長出来ました。
『まや巫女めもりある』の文中のセリフでこの台詞があります。
『僕はお金以上の事をこの神社から貰ったんだ』
これは私の本音です。
動画編集が未熟な自分に、大作を任せてくれたことに対する雛乃木まやさんの感謝の気持ちも込められています。
私を信頼してなのか面倒臭いのか、シナリオに関しては一切の手直しナシで、演じて頂きました。
雛乃木まやさんにも感謝です。
今自分が持っている全ての技術を結集して作るということの大変さを、身に染みて理解。
世の中には『ク●ゲー』や『ク●アプリ』なんていうものがありふれていますが、結果はどうであれ作ってる本人たちは一生懸命で本気なのは間違いないです。
今後、私は面白くない作品にあった時には『ク●ゲー!』と切り捨てるのではなく、『あまり面白くありませんでしたね』とオブラートに包んで話そうと思います(笑)
『まや巫女めもりある』についてのまとめ
そして、これを伝えたかったのですが、音楽がマジで素晴らしいです。
こちらの『甘茶の音楽工房』様には大変お世話になりました。
ゲームとして一番雰囲気が出てるのは、間違いなくBGMだと確信しています。
物凄い高クオリティで、とにかく曲のおかげで『それっぽく見えてるな』というのが、私の中でビンビンしていました。
この場を借りて、甘茶の音楽工房様にはお礼を申し上げると同時に、これからも素晴らしい楽曲を使わせて頂いて制作させて頂きたいと思います。
いやー、なんか久しぶりにストーリー書いてバチンとまとめたので、やった後の爽快感は凄かった。
達成感の方が正しいかな?
ちょっと説明不足のシーンもあるかもしれませんが、なんとか『30日間』という舞台設定を、『5日だけで雰囲気を伝える』という事は出来たのかなと…。
そして第4章で登場する『釘バット』が衝撃的だったのか、反響が高くてよかったですね。
ショウルームで誰かがズバリな事を書いていたのですが『釘バット』+『事件』=『ひぐらしの鳴く頃』です。
丁度イタコの2回目『【雛乃木まやのイタコ芸#2】雛隠し編 ひなまやのなく頃に!? 』を作っていたので…。
殴り込みって言ったら、釘バットだろう!(´ε` )
って感じで、まだ本編お楽しみじゃない方はぜひとも楽しみに見て頂けたらなぁ、と思います。
ちょっと時間に余裕が出来たら『幻の31日目』を作ってもいいかな。
この企画が更に好評であれば……!?
(俺が多忙で死ぬから本音は嫌なところも1mmくらいありますが、みんなが求めるなら…!?)
そうなったらタイトルだけは伝えておきます。
『まや巫女めもりある セカンドシーズン』で行きましょうかね(´ε` )
本編の『まや巫女めもりある』の方をご視聴して頂けると幸いです。