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動物 雑学集

キリンの睡眠時間がやばい!あの首にそんな秘密が?

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キリンといえば長くて美しい首に特徴的な模様、ほっそりとした足。

そして優雅に草原を闊歩する姿を想像しませんか?
頭には角を生やし、舌は紫色…なんだか不思議な生き物ですよね。

今回はそんなキリンにまつわる秘密をご紹介したいと思います。

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驚くべき睡眠時間、こんなに短くて大丈夫なの!?

睡眠とは生き物が生きていく上でとても重要なものです。

人間の睡眠時間の平均は7時間と言われていますが、みなさんは何時間程度が理想でしょう?
人によっては10時間くらい寝ないと寝た気がしない!という人もいるでしょうし、3~4時間で十分だというショートスリーパーの人もいます。

それではキリンはいったい何時間眠っているのでしょう?
キリンは非常に長い首が特徴的ですが、首に負けず足も長いですね。

足を折らずに立ったまま寝る時間仮眠の睡眠時間が大半を占め、足をたたんだ状態で熟睡できるのがなんとわずか20分程度。

これは陸上生物の中で最も短い睡眠時間とされています。

たった20分の熟睡で一日を過ごすことができるなんて本当にすごい…!
どれだけ忙しくてぐっすり眠る時間がない人でも、人間では絶対に真似することはできませんね。

草食動物は基本的に睡眠時間が短い!

生き物は肉食動物であるか草食動物であるか、その生態系によって睡眠時間が大きく変わります。

肉食動物は食べる肉から高エネルギーを摂取することができますが、狩りの際にエネルギーを多く消費するので体力の温存が必要になります。
そのため、肉食動物は多くの睡眠時間を要する生き物が多いのです。

一方、食べられる側の草食動物はどうでしょう?

のんびりと群れで草を食べているイメージがありますが、自然の世界ではいつどこから肉食動物に狙われるかわかりません。
肉食動物が近づいているかもしれない…という不安と共に毎日を過ごしているのです。

そう考えると、なんだかちょっと落ち着かないですよね。

つまり、肉食動物のようにたっぷり睡眠時間を取っていたら、生きていくことができないのです。

一分の例外を除いては、草食動物の平均的な睡眠時間は平均して3時間ほどです。
キリン以外の草食動物も短い睡眠時間の中、必死に日々暮らしているのですね。

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人間とキリンの意外な共通点

さて、陸上生物最短の睡眠時間のキリンですが、人間との共通点も実は存在します。

それは「首」です。

「え…?あんなに長い首と人間の短い首に共通点なんてあるの!?」と驚く人もいるかもしれませんね。

確かにキリンの首は、高い木などの葉を食べるために長く進化を遂げています。
注目するのは首の骨。

人間を含む哺乳類には全て首の骨「頸椎(けいつい)」が存在しています。
生命を維持するにあたってとっても大切な骨ですね。

事故などで頸椎損傷すると、例え助かっても運動麻痺や感覚障害など多くの障害が残ってしまいます。

人間の頸椎は7つの骨によって形成されていますが、なんとキリンの頸椎の骨の数も同じ7つで構成されているのです。

あれだけ首が長いのにたった7つだなんて驚きですよね。

ちなみに哺乳類の頸椎は、マナティ(6つ)やホフマンナマケモノ(6つ)、ミユビナマケモノ(9つ)の3種を除いて、基本的に7つの骨で形成されています。
また、哺乳類の中でもクジラなどは、胎児時には7つに分かれている骨が、成長とともに一つに固まるように変化するので、これも例外と呼べますね。

日本ではペットとして飼える?

ここまで読んで「キリンかわいいな…飼いたいな…」と思う人もいるのではないでしょうか?

でも身近にキリンを飼っている人なんて滅多にいませんよね。
いったいどうすればキリンを飼うことができるのでしょう?

実はキリンは、日本でペットとして飼育できる最大の陸上哺乳類。



エサ代も月10万前後で、水も葉っぱに含まれる水分だけである程度なんとかなるとのこと。

キリンを飼うのに必要は許可や基準は以下の通り。

・各都道府県知事の許可
・キリンなどを飼う施設の用意、点検など、一定の基準を満たす必要あり
・飼育、保管の申請、施設の検査

許可が出たらさっそく飼育を始めて、30日以内に特別措置実地などの届け出をし、以降は免許ように定期的に更新をしていく形になります。

ちなみにキリンのお値段は1頭350~1300万と、血統により差があるようですね。

どうですか?
キリンをペットとしてお迎えすることも夢ではありませんね。

まとめ キリンの睡眠時間と飼育には驚き!

今回はキリンの驚きの睡眠時間や人間との共通点についてご紹介しました。
ペットとしても飼うことができるので、経済的にも土地的にも余裕のある方は考えてみてはどうでしょう?

ただ、現在のところ日本では個人でキリンを飼っている人はいないと言われています。
個人だとなかなか申請が通らないのが現実なのかもしれませんね。

確かにお散歩はどこでするんだろう?とか、病気になったらどの獣医さんに診てもらえばいいんだろう?などと色々と問題点が多いですね。
それこそ動物園のような施設に近いものを作る必要があるかもしれません。キリン好きの人はぜひ日本で個人でのキリン飼育の第一人者になってもらいたいものですね。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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